「自民党」がなぜダメなのか 本質を理解してない人が多すぎる
はじめに誤解が無いよう断っておきます。
言いたいのは自民党特有の話ではなく、自民党への批判でもない。
一般論として、巨大政党に投票している限り世の中は変わらないという話。
その理由はこうである。
裏金や宗教問題があっても、相変わらずダントツで自民党が票を採っている現実がある。(過半数割れとはいえ、獲得議席は圧倒的)
恐らく票を入れた人たちの気持ちはこうだろう。
・大きい政党だし、長期間政権政をとっているのだから、信頼できる。
・実績がある議員が沢山いる。
・新人であっても自民党に認められた人はなのだから信頼できる
・地元の有力議員なので、入れない理由がない。(他の人よく知らないし)
一見問題ない様に感じるが、実はこれが全て悪い方向に働く事を認識してほしい。
例えば、我々が製品を選ぶ時に「有名メーカーだし長年の実績もある製品だから、信頼できる」みたいに考えるが、政治ではそれが逆になるのだ。
政治で上記の条件を満たす場合、それは権力(利権)を持つ事を意味する。
もちろん、権力を良い方向に使ってくれれば何の問題もない。
しかし、一般国民の為に権力を行使してくれる事などほぼない。
権力は利権側にしか使われないのだ。
巨大政党や有力政治家には利権を得たい人や団体が群がる。
その人(団体)たちに、利権を与えれば、見返りに大きな固定票を獲得できる。
win-winだ。
つまり選挙の裏に隠れている本質は、
「権力(利権)」と「一般国民」 との戦いなのである。
そんな事も理解せず、我々一般国民は、権力(利権)側の自民党に投票しているのである。敵味方を見誤っている。 敵に投票しているのだから、自分達が良くなるはずがない。
権力側は、一般国民側の味方であるふりをする。
国民はそれに騙される。
私たちにできる事は簡単です。
有力政治家(政党)に投票するのをやめればいいだけです。
そんな事したら「無力な素人政治家ばかりになって、うまくいかないだろう」と言う人がいる。勿論、誤った意見だ。
過去、当時の民主党が一瞬だけ政権をとった時に、あれは酷かったと評論する人がいるが、酷いのは当然だ。
利権に「はむかう」決断を多くしたのだから、うまく事が進むはずがない。 それを「実績がない人たちにやらせると、上手くいかない」と言って国民を騙すのだ。
この場合の無力の意味は、どこにも利権で繋がっていないという意味であって、政治能力の話ではないのだ。
顔がきく、つてがある、というのは、政治家としての能力の高さだと誤解してはいけない。これは我々にとっては政治家の欠点だ。
政治にとって、「巨大」及び「長期」は悪い事だらけなのだ。
だから、そうなった時点で我々は応援するのをやめる必要がある。
つまり自民や立憲に票を入れない事が、政治を良くする為には必要なのだ。
理想は、無所属の優秀な人が沢山立候補し、当選する事だ。
しかし無所属とは言え、その人たちも長年議員をやり実績を積めば利権やしがらみで動く様になるから、その時は落選させて新しい人を当選させる。 その繰り返しをするしかない。 政治は新陳代謝が必要。