40代主婦が大会で優勝した話【スプラトゥーン2】

完全に第1作のオマージュタイトルである。

そこまでして購読者数が欲しいのかというと別にアフィリエイトもなければ有料記事もない、ネットの物書きで有名になりたいとか思っているわけではなく、単なる趣味の延長にすぎないのだけれど、やはりたくさんの人から高評価をいただくと単純に嬉しいなと感じたので、独り言の続きである。スプラに興じている皆さん、40代主婦に少しお付き合いいただけると嬉しい。

というわけで、タイトルのとおり、今回はスプラトゥーン2の大会に出て優勝した話となる。私が出た大会は、一つだけ大きな制限がかかった大会であった。その大会の名前を見れば、その制限が何かを察することができるだろう。

『シニア杯』

そう、40代以上しか出場資格のない大会である。スポーツや学問分野でも「シニア」枠というものは一定数需要があり、身体が動かなくても頭が動く、あるいは同年代の中では動けるほう、なんていう自信を胸にプレイヤーが、有識者が集まってくる。スプラトゥーン2も誰が立ち上げたわけでもなくそういったシニア需要があるようで、プレイヤーの中には年齢を公言して遊んでいる人を多く見かける。

私は外部大会での実績がノドから手が出るほど欲しかった。実は自分のグループ内の大会ではタイトルを取ったことがあるのだが、これはこれとして外部の大会はもっと公平性が見えやすいので、自分の実力を外から評価されると感じられる、この満足感を味わってみたかったのだ。

とはいえそんなに簡単に勝てないのが勝負事。これまで数々の大会に出ては粉々になること多数だった。自分のパワーに比べたら相手のほうが強い、ということはザラであるが、それでもなお、自分らしいプレーすらできずに終わることも多かった記憶がある。本番に弱い私というべきか、これが実力というべきか。

さて、今回エントリーを決めたシニア杯であるが、私がいつもスプラを遊ぶ3人はみな40代ということですんなりと出てみようかと意思が固まった。もう1人であるが、楽しくもマジメに戦いたいので、編成からすると中射程の誰かだといいな、と感じていたところ、声をかけたいフレには切られてしまっていたし、他にこの人はと思いついた何名かに年齢を確認するとみな30代後半と、出場資格を満たさない。年齢ハンデもある大会だったので、50代に頼んでみよう!と1名に快諾いただくも急遽出られなくなり、さてどうしようかとなったところで、1名シューター使いの彼を思い出し声をかけて快諾いただいた。この彼が大会で大活躍し我々を優勝へと導いてくれることとなる。

このメンバーが4人そろったのが大会4日前。練習ができるのは、あと4回。社会人の我々は仕事家事家族サービス全てを終えてからがゲームタイム。1日1時間程度しか4人の時間は合わない。なんとか時間をやりくりしつつ、大会出場者の練習募集に乗っかっては4人の声かけ、立ちまわり合わせをやってみたりした。

40代以上しか出場できない大会ではあるが、ウデマエの制限はない。身体能力の限界はあるものの、出場者にはXP2500台がごろごろ出てきている(私の最高は21)。練習では何度もボコボコにされ、課題が出てきて頭を悩ませ、立ち回りを見返しては落ち込んできた。例のフレンド(リッター使い)も一緒のチームで変わらずの参戦である。これまでは私の不甲斐ない立ち回りをした私に活を入れてくれていた(単純にキレていただけという説もある)のだが、今回もまだ同じように練習しては検証し活を入れてもらう、というような具合に4日は過ぎていった。

そして本番。予選リーグは練習したこともある相手の名前も見えた。そういえば負けたっけ、この人強かったっけ、という情報を手繰りながら戦う。なんとか1位で決勝トーナメントに進めた。あと4回勝てばいいだけ。しかしそこがとてつもなく遠い道のりだ。

決勝1回戦、対NTM48。フレンドのホクサイ使いさんのいるチームだ。よく対抗戦をお願いしてはいい勝負をしている。相手にとって不足なし。最初はすんなりいくも、やはり決勝きっちり打開されてしまう。私は大した動きもできず、対面もあまりいいところなく、この試合は味方がとにかく頑張ってくれて勝てた試合だった。

決勝2回戦、対スプラ狂の詩 令和編。我がチームのデュアカス使いのフレンドがいるチームで、前情報だと全員XP25↑とのこと。明らかに格上。しかしながら練習をさせてもらったとき、3勝5敗だった。負け越しているものの、ステによってはワンチャンある…!そんな思いを胸に戦う。第1戦は勝利するも、2,3戦目と敗北。強い、きつい。第4戦目にリッター使いと私の得意ステがくるも、対面実力差で相手がとにかくすぐ打開してくる。かろうじてリードするが相手が延長で逆転を狙うカウント…の流れだったのだが、ここで我がチームが全員SPが溜まるミラクル。アメフラシとアーマーとマルチミサイルで一気に詰めていき、あとカウント1桁で逆転というところを阻止して逃げ切った。第5戦はステ運と勢いに乗ることができそのまま勝利。3-2で準決勝へ進むのだが、後に公式放送を見ると運営さんから『番狂わせ』と言われていた。本当に強いチームだった。波に乗れた、SPの重要性を痛感した、そんな試合となった。

準決勝。対CriticalAge。実は私の主宰するグループの同門対決となり、いつもプラべで遊ぶ面々が集結した。何がいいといわれるとブキと動きが読みやすい。つまり戦いやすい。私はここの試合第2戦目が自分のベストプレーではないかと思うくらい、完璧な上振れの動きができた。前線として、カバーとして、そして最後は身を切ってエリアを死守するという、完璧な活躍。公式放送にも「リッターの射線を気にするとホクサイが出てくる!」とコンビ芸も褒められてホクホクであった。上振れもあり3-0で決勝へ進むこととなる。

決勝。対AFBS50s。どうやらXP25オーバーの格上もいるチームとのこと、相当強いらしい…と知ったのは後であり、決勝本番まで編成すら知らなかった。今まで比較的中射程塗りブキと多く戦っていたので、ボトルガイザーのような長いブキを相手にするのか、とちょっと不安になったりもしたのだが、ここまでの味方を信じて声をかけていくことにした。
第1戦、スメーシーワールド。リッターとビーコンの得意ステのため、あとの2人も安心して戦ってくれるだろうと思っていた。最初取られるも打開をさせず勝利。
第2戦、アロワナモール。ビーコンの強いステであるが、ボトルの射程がとても嫌だった。とはいえいつも通りやるしかない。試合は相手にうまくかき回されて1カウントでギリギリ打開するも、ずっと追いかける展開。ドラマはラスト延長タイム、リッターが相手の打開を潰す塗り枠を次々に抜いてくれた。相手も残り2人がスペシャルを合わせてくるが、4人総力戦で塗って戦って延長逆転勝利ができた。視聴者のみなさんにハラハラドキドキさせる展開となった。
第3戦、海女美術大学。私はなんか吹っ切れた感じで、全力でやるべきことをやろう!というモード。この試合は味方のシューター使いの彼が大活躍し塗ってキル取ってと大車輪。さらにデュアル使いの固定メンバー女史も、きちんと前に出たり私とのコンビ芸を決めたりと見事な連携ができた。試合は一進一退で打開し打開されだったが、相手のSPをうまく潰せたこちらがカウント優位にたち、5分を待たずしてノックアウト勝利となった。

最後、勝った瞬間優勝かどうかの意識もなく、変なところから「勝った」と声が出ているのがきっちりと動画に残っている。お時間のある方はこちらもご堪能いただきたい。

そんなこんなで第1回シニア杯を優勝することができた。好きこそものの上手なれとは言うものの、スプラ2が出て3年オーバー。40歳も超えるとそう簡単にゲームの上達はしていかない。しかしながら、同じような環境の面々と遊び、信頼できる味方との連携でここまで来ることができた。2021年は明るい。

引き続きこのnoteもゆるくスプラにまつわる話を書いていけたらと思う。同じようにゲームを、スプラを愛するみなさんが、少しの空き時間でご笑覧いただけると嬉しい。

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