【雑談】独りでしゃべると、アイデアが進む？（音声入力のすすめ）

「アウトプット」ということば、よく聞くなあ。
いろんな方法があるようです。
私にぴったり合うのはどれなんだろう？

「速い。とにかく、はやいよ。」

雨が鳴る木曜日の午前中、診察室の椅子の上。
耳より情報を手にしました。

そのパソコンは「ことば」以外を受け付けない
だから、言葉にならない空気は読めない

「私ってほっとくと、何でもずらずら文章書いちゃう人じゃないですか。
そういうパソコン、脳みそなんだと思うんですけど、
何かほかに方法、ないのかなあと思って。
先生はどうしてるんですか？」

「しゃべってそれ録音するのをよくやりますよ。
今は音声入力の精度がかなり高いし、
何よりしゃべってアウトプットするのは、速い。とにかく、はやいよ。」

翌日、実際にやってみました。

先生が言っていたことがよく分かりました。
しゃべると、もわもわしていたアイデアが、勝手に進み始めるのです。

例えばこんな感じです。
ある日、noteに書くことのアイデアをべらべらしゃべる私です。

noteのネタ、noteのネタ。うーん何だろう。

双極性障害のことはわりと過去を振り返って下書きたくさんつくったし、やっぱり回避のほうかな。でもあんまり思い浮かばないんだよなあ。

摂食障害もあんまりアイデアが出てこない。出てこない。

最近あったことから考えてみる？

ああ、医者行ったわ、木曜。通院。主治医に話したことにするか。
この前なんの話したっけ？ああ、父方祖母の話だ。あれ、雑談にするか。

タイトルは？狂ったばあさんに会いに行った話？ちょっとインパクトでかすぎる？

メインの内容どうしようか。やっぱり、幼少期の話からつくる？
幾つか小話いれて、ばあさんがどんな人となりなのか説明して。
縁切ったくだり、さらっといれて、なんで今回会いに行ったのか、そういう流れにしよう。

サムネイルはどんなんにする？優しいおばあさんとかのイメージじゃないんだよなあ。なんかもっと、サイケデリックな感じにしたい。
よし、ちょっと素材探してみよう。

録音ボタンを押すと、不思議と「何かしゃべんなきゃ」って気になってくる。

勝手に、自分がどんどん思いついたことをが口から出てくる。

なんか空白ができるのが不安だから、隙間を埋めようとしてとにかく音を発する。

そうすると、思いもよらないアイデアが言葉になってあふれてくるんです。

ひとこと発すると、どんどん言葉が出てきて、気づいたら試行錯誤が終わっており、なんか小さな結論が出ている。

「書く」も似たようなもんかもしれませんが、圧倒的に「話す」の方がはやい。

パソコンカタカタする時間がないから。変換もしなくて良いから。

ボタン押すと「話さなきゃ！」ってなるのは、なぜ？

音声入力、けっこう良い。

なんか話すと、それだけでデトックスというか、頭すっきりするんですよね。

今日もまた、ぶつぶつやりたいと思います。