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衣食住のクオリティを高めよう


人生の楽しみは衣食住+人間関係。その楽しみの質を上げるためにビジネスを頑張る。まあ、ひらたく言えば金を稼ぐわけだ。笑。
うまいモン食べたいし、自分に似合った格好してみたいし、カッコいい家に住んでみたい。そして、自分の価値観やフィーリングをわかってくれる友達がいてほしい。
私は衣食住において、いつも心がけているのは、「情報を選ぶ」ということ。流行を追いかけることの真逆。選ぶ基準は、最先端であるか?仕事は確かか?信頼性はあるか?この3点に決めている。よくあるのは安いか?とか、みんなやっているか?とかで決めてる人多いけど金をケチって何かやってもロクなものはなく時間の無駄になる。体験上の話笑。
金がなかったら最初から手を出さずにビジネス頑張るか他のことをするのが吉。

そういった基準で、「情報の選択」の純度を上げていくことによって人生のクオリティが飛躍的に向上する。そして不思議なことにコストもそんなに上がらない。理由は質を上げるほど量を求めなくなるからだ。

食の場合は、シェフ選びだ。そのシェフの世界観。そこを楽しませてもらう。レストランとシェフが一体化している場合もあるので、その場合はレストラン選びになる。情報源のコツは、誰かが個人名を出しながら紹介しくれているシェフなりレストラン。これはハズレは少ない、というか外れようがない。その個人の評判につながるのでかなり精度の高い情報をもらえる。

衣の場合は、もちろんデザイナーだ。
ファッションも今後はコロナでだいぶ変わっていくと思うが、外出したり人と会う機会はリモートになっても多少はあるだろう。そんなときにコーディネートに時間かけたり、着ているものが合ってなかったりすると、めんどくさくもあり、気持ち悪いので、それなりに気をつけているようにしている。
デザイナー選びの面白さは、力のあるデザイナーはブランドを跨いで移動をしていくが、世界観はそのまま引き継がれるので「買い替える必要がない」ということだ。例えば、エディスリマンはディオール、サンローラン、そして今はセリーヌだが、彼の独特のロックでスノビッシュな世界観は全部一緒。なので、エディの作った作品をブランドまたがりでコーディネートしても、ピタッと決まるということだ。
ここを押さえておけば、自分の好きなデザイナーを選びさせすればファッションのコストと手間を省くことができる。
このことで驚いたのは、先日、石田ゆり子が出版した本。彼女はこの点をサラッと「アーカイブで着られる」という表現を用いて読者に伝えようとしていたことだ。アーカーブ、つまり過去の物も流行遅れにならずに着れますよ。決めて選ぶのが大切ですよと言っている。彼女はこれをドリスバンノッテンというコアなブランドが好きだというところで言っているのだが、このブランドを決して(読者に)勧めているわけでは無く、コーディネートの仕方を伝えている。わかる人にはわかるでしょということだろう。さすが一流。なかなかである。笑。

最後の住居であるが、これは建築士(デザイナー)選び。
住居の場合、食事や衣類と比べて人生でそうそう買うモンじゃないので慎重にした方がいい。まあ、ワタシの場合は仕事でやっているので、新築は過去5回ほど、家やらマンションやらアパートやらをやってきたが、普通の人は新築となればせいぜい1、2回。賃貸の時もデザイナー選び、ここを重点的にやるといい物件に当たる確率が上がるだろう。不動産系は語れば長くなるので今回は割愛。

そして人間関係だが、私の場合、仕事とプライベートの境目を作らず付き合うようにしている。仕事で出会った人も常に友人として自分は見るようにしているし、プライベートから仕事に結びつくこともある。オンオフなんかつけていてもしょうがないし、付けない方が効率的だ。

そして最後の情報選びの原則にして鉄則。
「コピーはオリジナルを超えられない。」そして、「オリジナルの値段は高い。」ということ。
衣食住全てにおいて、世の中コピーが氾濫していて、オリジナルにたどり着くのすら難しかったりする。まれにオリジナルで気に入ったものが見つかったら、思い切って買ってみるといい。オリジナルの持つ世界観を自分の日常に取り入れることによって必ず人生の歯車が回転し始めるだろう。あの時の決断が自分を変えた、人生とは、後からそう思える衣食住のタイミングがどこかにちりばまられているストーリー。

生きていくことは素晴らしいことなのだ。

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