いきるりずむ じかんかんかく【詩】

きみがつぎにかくめいをおこすまであとなんびょう?このじかんをこわすまであとなんびょう?そんなんじゃだめだよ、あのこのまねっこしてるだけじゃ。まねっこ、できてないしね。ひとりでじぶんのこいしなきゃ、ひとりでじぶんのぜつぼうしなきゃ、それからまたひとりでじぶんのすきなものみつけなきゃ。なんどだってね。しんぱいしょうのきみのみゃくはくははやいけど、いちにちはながいしじんせいはすごくながい。そういうことだよ?こどうのびーとはこどくのびーと、えいえんにきざまれつづけるてんぽ120。このながいじかんにあるむげんのびーと、なにもしないままおわってしまうのはむなしい。めぐりくるものをまってるだけじゃいくらまってもなにもやってこないかも。あのこにはすぐにいいものがとどいたってね。ほんとうは、まねることはまなぶことじゃないんだよ。じぶんでつかめ、つかみにいけそのりずむを。じぶんのものにできたら、みずからりずむをかなでて、そのりずむであるこう、はしろう、おどろう、いきよう。そして、くずそう。きせつに、きこうに、たにんに、それぞれのじかんにあわせて。それはすべてじぶんのこころのために、なんどだってくずそう、たもとう、そしてくずそう。そのびーとを。じぶんがいちばんいきがしやすいほうほうで、おなじりずむをきざんではまた、てんちょうをくりかえす。なんどもくりかえす。ながいのにみじかい、はやいのにおそい、わたしのかわったじかんかんかくをあやつってやる。じぶんのものにしてやる。いきるりずむをくずす、たもつ、くずす、たもつ。ちいさなてんちょう。おおきなてんちょう。それが、わたしのいきかた。いきるこつをつかむということ。


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