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自分を"からっぽ"にする。

寝れないんです。寝れない時は寝れない。本当に寝れない。寝れない寝れない。
寝れない連鎖が始まると、本当に心身の健康に良くない。かなりきつい。
僕も眠れない日々が続いた時があり、1日が異常に長く感じられて、まだ夜が明けないうちに散歩に出てみたり、家に戻ったり、それでもまだ寝付けないから外に出てみたり、家に戻ってみたり、また散歩に出てみたり、家に戻ってようやく朝ごはんを食べてみたり、お腹が満たされてもまだ眠れないからまた外に散歩に出てみたり。そんな繰り返しをして、ようやく寝付ける、みたいな日々を送っていたことがありました。しんどかったです。永遠に夜が明けないんじゃないかと思ったり。それでも、東山から登る朝日は目に染みたり。まだ誰もいない鴨川沿いの、冷たい空気を吸い込んで、眠れないせいでまだぼんやりとした頭が若干スッキリしたような気分になったり。夏場は雨上がりの鴨川の流れがやたら轟々と聞こえたり。それに怯えたり癒されたり。そんな日々を送っていました。眠れないってこと以上に、平常の生活を送る中で辛いことってないんじゃあないか。そんな気分になったりもしました。

最近の話なのですが、最近は自分を"からっぽ"にするようにしています。
からっぽとはつまり、エネルギーをからっぽにすることでもあるのですが、自分の軸をなくすという意味の"からっぽ"でもあります。つまり自分では考えないということです。自分の思考を外に逃すということです。自分の思考を他人に委ねるということです。
そうすると、1日の終わりにちょうど自分が"からっぽ"になって、疲れてよく眠れるということに気がついたんです。

僕は医者でもなし、医療研究者でもないので、医学的な根拠はありません。あしからず。しかもかなり感覚的。僕の感覚的な話になるので、意図的に心身を"からっぽ"にしてみると、深く深く眠れるんです。

僕の場合。

まず朝の段階で自分が100%だと仮定します。朝ごはんを食べ、すぐに絵を描きます。日によっては2枚or3枚ほど描きます。この段階で、自分が70%くらいになります。絵を描き終えて、仕事場へ移動します。そして、時間があればnoteを(今書いているコレですね)を書きます。どんどん自分をなくしていきます。たまにMTGが入ることもありますが、できる限りnoteを書くようにしています。そして午後、MTGなどをしてとにかく人と話します。人と話せないときはグラブハウスでルームを開いてみたり、仕事場の人と話してみたり、喫茶店で話してみたり。とにかく自分を"分散"させる。そうすると、自然と自分が"からっぽ"になっていきます。"からっぽ"になった身体は、寝て起きれば、自然と充電されて、朝には100%になっています。まあ、それは週の前半中盤後半で、ゲージの溜まり具合は変わるのですが、とにかく金曜日にはもうずいぶんと"からっぽ"になっていることでしょう。そうしたら、土日は休みましょう。僕は土日はなにも作らないことにしています。土日は創作をオフにします。そうすると、月曜日の朝には100%になっています。そこからまた、一週間を過ごす中で、少しづつ少しづつ分散させてみてください。
そうすると、よく眠れると思います。

今日のパステル画①『川端二条の交通標識』
今日のパステル画②『川端二条の信号機』

5月22日〜28日まで個展をやります。

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