FOOTBALL NOTE 編集長

サッカーコラムやマッチレポートを書いてます。

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最近の記事

海外組日本人選手の評価:2022-2023シーズン冬の移籍市場

2022カタールW杯が異例の冬開催となったことも影響したのか、2022-2023シーズン冬の移籍市場は前年と比べても盛り上がったとは思えません。 話題性としては、W杯で優勝したアルゼンチン代表からエンソ・フェルナンデス選手がポルトガル1部のベンフィカからイングランド・プレミアリーグのチェルシーへ完全移籍したことくらいでしょうか。 準優勝となったフランス代表からフランクフルトに所属するコロ・ムアニ選手とボルシアMGに所属するマルクス・テュラムの移籍に向けて他クラブから獲得交渉

    • 2022カタールW杯:日本代表総括

      カタールW杯はアルゼンチンの優勝で幕を閉じました。フランスとの決勝戦は歴史に残る一戦でしたね。PK戦での決着が勿体無く感じ、同時優勝でも良かったと思える激闘を見ました。 メッシ選手とエムバペ選手は正真正銘のスーパースターだったということ。決勝まで勝ち上がってくるには絶対的エースの存在が必要不可欠であり、エースのプレーがチームの勝敗に直結することが改めて証明されました。 アルゼンチンとフランスの決勝は、メッシとエムバペがエースとしての仕事をきっちりとこなしたことでPK戦まで

      • 日本代表:2022カタールW杯決勝トーナメント1回戦/クロアチア戦マッチレポート

        決勝トーナメント1回戦、グループEを1位通過した日本代表はグループFを2位通過したクロアチア代表と対戦する。 日本史上初のベスト8をかけた熱戦は延長戦でも決着がつかずPK戦までもつれ込んだ。 マッチレポートお互いの哲学と精神力がぶつかっているのがプレーから伝わってきた良い試合でした。 2018ロシアW杯準優勝と格上のクロアチアを相手にしても五分五分の展開を見せる日本代表。グループリーグでドイツ、スペインに勝利して勝ち上がってきたことは偶然でないことを証明できた。 クロアチ

        • 日本代表:2022カタールW杯グループリーグ/スペイン戦マッチレポート

          1勝1敗の勝点3でグループ最終戦を迎えた日本は、グループリーグ突破をかけてスペインと対戦した。スペインに勝てば自力突破が決まるが、引き分けた場合はドイツ対コスタリカの結果次第となってくる。 同時刻キックオフのためスコアが動く度に、グループリーグを突破する国がどこになるのか目まぐるしく変わっていった。 マッチレポート戦前の予想通り、ボールはほぼスペインが保持していた。試合後スタッツを確認するとスペインのボール支配率が80%と、主導権は常にスペインが握っていた。 前半11分、

        海外組日本人選手の評価:2022-2023シーズン冬の移籍市場

          日本代表:2022カタールW杯グループリーグ/コスタリカ戦マッチレポート

          初戦のドイツに逆転勝ちを収め、白星スタートとなった日本代表。2戦目はコスタリカと対戦するが、コスタリカはスペインに0対7で敗れる大敗となったため、世論では日本有利が伝えられていた。 しかし今大会のグループリーグでここまで初戦、2戦目を連勝をしているのは前大会覇者のフランス代表のみ。日本がW杯でグループリーグで連勝したのは2022日韓大会だけ。しかも2戦目と最終戦ということで初戦2戦目の連勝は無いという良くないデータもあった。 コスタリカ戦の前から日本の勝点3を楽観的に伝え

          日本代表:2022カタールW杯グループリーグ/コスタリカ戦マッチレポート

          日本代表:2022カタールW杯グループリーグ/ドイツ戦マッチレポート

          カタールW杯、日本代表の初戦の相手はドイツ代表です。 W杯常連の強豪国はグループリーグ初戦にピークを持ってこないので波乱を起こすなら初戦が1番可能性として高いですが、こんな試合展開になるとは予想できませんでした。 マッチレポート前半からドイツがボールを保持し、15分頃まではドイツの保持率が80%と日本がボールを持っているシーンをほとんど見なかった。 日本がカウンターからゴールネットを揺らすシーンはあったが完璧なオフサイド。試合展開から考えれば千載一遇のチャンスの場面でオフ

          日本代表:2022カタールW杯グループリーグ/ドイツ戦マッチレポート

          2022カタールW杯:日本代表グループリーグ展望予想

          W杯で日本はドイツ、コスタリカ、スペインと非常に厳しいグループに入りました。 17日に行われたカナダ代表とのW杯前最後のテストマッチでは、主力不在で怪我から復帰したばかりの選手を中心に起用することになったため調整試合の印象が強かったですが、1対2と逆転負けを喫したことでプレーした選手に少なからず悪いイメージが残っていないかが心配になってます。 初戦のドイツ戦では間違いなくベストメンバーを送り出すと思いますが、ドイツ戦の結果が今大会の日本代表の動向を左右するといっても過言では

          2022カタールW杯:日本代表グループリーグ展望予想

          2022カタールW杯対戦国シミュレーション分析(ドイツ・コスタリカ・スペイン)

          日本代表はグループEでドイツ、コスタリカ、スペインと対戦します。 対戦国シミュレーション分析として展開予想をしてみました。 日本対ドイツ戦展開予想ドイツは足元が上手い選手が揃っているのでショートパスからボールを繋ぎながらも、ロングパス1本で局面を展開してくる。攻める時にボールを持った選手は持ち過ぎず、ワンタッチ、ツータッチ程度でボールを離しているので、日本はボールの取り所をはっきりしておかないと対応が後手後手に回ってしまうだろう。 ドイツは前線からボールを追いかけてくるの

          2022カタールW杯対戦国シミュレーション分析(ドイツ・コスタリカ・スペイン)

          2022カタールW杯日本代表メンバー26名決定!に思うこと

          カタールW杯日本代表メンバー26名が発表されました。 選出組でのサプライズはありませんでしたが落選組ではサプライズがありましたね。 現体制発足時からの積み上げを強調していた割に、ロシアW杯で結果を残し、これまでチームを支えたきたベテランをあっさりと切ったこと。所属クラブで明確な数字を出して活躍している選手を切ったこと。現在の首脳陣の言葉に信憑性を求めても意味がないので割り切ります。 仮にメディアを通して、何故〇〇選手が入っていないのですか?と質問をしても、ベストな26人を

          2022カタールW杯日本代表メンバー26名決定!に思うこと

          【FOOTBALL NOTE】2022カタールW杯日本代表メンバー26名を予想

          Jリーグはシーズンの佳境を迎えていますが、欧州リーグは過密日程となっていて週末はリーグ戦、ミッドウィークにはカップ戦が行われているため、W杯本大会が近づいている雰囲気に全くなっていません。 それでも異例の11月開幕になったカタール大会がいよいよ来月に迫ってきています。 FOOTBALL NOTEでは2018ロシアW杯からここまで日本代表の試合を追いかけマッチレポートを掲載してきました。 ロストフの14秒から4年。2019アジアカップは準優勝、コパ・アメリカはグループリーグ敗

          【FOOTBALL NOTE】2022カタールW杯日本代表メンバー26名を予想

          【FOOTBALL NOTE】2022カタールW杯日本代表メンバー予想(シミュレーション選考)

          今回のW杯本大会登録メンバーは23名から26名に変更されました。 また欧州主要リーグではW杯開幕1週間前までリーグ戦が開催される影響もあり、怪我やコンディション不良を理由にメンバー発表後に選手の入れ替えの可能性も否定できません。 なのでシミュレーション選考の段階では「30名」のメンバーリストを作ることにしました。 シミュレーション選考◆マーク説明 ◎当確 ○有力 △当落線上 ※注目 [GK] ◎権田修一(清水エスパルス) ◎シュミット・ダニエル(シント=トロイデン/ベル

          【FOOTBALL NOTE】2022カタールW杯日本代表メンバー予想(シミュレーション選考)

          海外組日本人選手の評価:2022-2023シーズン夏の移籍市場

          今回、移籍市場における目玉選手はノルウェー代表フォワード、アーリング・ハーランド選手が、ドルトムントからマンチェスター・シティへ移籍した。 移籍金は推定5,100万ポンド(約74億円)と、当初想定されていた推定6,300万ポンド(約101億円)の大型移籍にはならなかったようだが、マンチェスター・シティから移籍する際には200億円を超える高額な契約解除違約金が設定されていると噂されており、若干21歳にして今後の活躍が大いに期待されている。 センターフォワードといえば、ポーラン

          海外組日本人選手の評価:2022-2023シーズン夏の移籍市場

          サッカー日本代表:カタールW杯メンバー入りをかけたラストサバイバル

          カタールW杯本大会メンバー発表前の最後の代表活動ということもあり、メンバー入りをかけたラストサバイバルになるものと思われましたが、新しい選手を積極的に起用するというよりはW杯本番に向けたテストマッチの要素が多く、既にW杯に連れていく選手は20名程度決まっているような采配にも感じました。 ラストサバイバルではなかったタイトルを「カタールW杯メンバー入りをかけたラストサバイバル」としましたが、W杯本大会メンバー入りのサバイバルは、海外組を含む常連組にとっては6月の国際親善試合、

          サッカー日本代表:カタールW杯メンバー入りをかけたラストサバイバル

          サッカー日本代表:国際親善試合アメリカ代表・エクアドル代表(海外遠征)

          カタールW杯前最後の代表活動ではアメリカ、エクアドルとの2試合が組まれている。今回の国際親善試合は海外遠征となりドイツ・デュッセルドルフにて試合が開催されることになった。W杯グループリーグ初戦で対戦するドイツで日本代表がどういう試合を見せるのか注目している。 アメリカ戦:マッチレポート日本は4-2-3-1でスタート。トップ下に鎌田選手を配置するパターンで来たが、基本フォーメーションは4-2-3-1がベースで考えているのだろうか。 あくまで4-3-3は守備的に行くためのプラ

          サッカー日本代表:国際親善試合アメリカ代表・エクアドル代表(海外遠征)

          カタールW杯メンバー入りをかけた国内組ラストサバイバル

          国内組で構成された日本代表チームだが、2勝1分の勝ち点7でEAFA E-1選手権2022のタイトルを獲得しました。各試合の詳細はマッチレポートに掲載していますが、振り返れば全勝優勝も可能だったと思います。 常連組と国内組を比較球際の強さやパススピードは常連組の方が上だったと思います。1番の違いは危険察知能力の差でした。危ない場面で体を張っている選手が少なかったのが気になりました。たまたま得点には繋がらなかっただけで対戦相手が強くなればなるほど失点のリスクは高くなります。バイ

          カタールW杯メンバー入りをかけた国内組ラストサバイバル

          カタールW杯日本代表メンバー予想:シミュレーション選考

          第1回シミュレーション選考(2022年4月)本大会登録メンバーが23人枠なら、ポジション別での選手候補数は以下のようになるだろう。 4-3-3 :FW(6)、MF(6)、DF(8)、GK(3) 4-2-3-1:FW(2)、MF(10)、DF(8)、GK(3) W杯本大会登録メンバーが23名のままなのか、26名に変更される可能性も残されているようなので、バックアップメンバーも考慮して2022年4月現在で「30名」のメンバーリストをシミュレーションしてみた。 [マーク説明

          カタールW杯日本代表メンバー予想:シミュレーション選考