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頑張ってるねって、報われたい

 父親がある程度成功しているから、人一倍努力して、父親を超えたい。

 大学入試も頑張ったし、プログラミングなどの勉強もたくさんしたし、本もたくさん読んだ。普通の大学生としての活動も楽しんだ。

 私は褒めてくれるのが嬉しかった。おまえはすごいやつ、ガッツがある。それを聞くたびに、私は本当にそういう人間に近づけたのだと感じた。

 じぶんを褒めたい。褒められたい。あんたは頑張ったよって。欲を言うならば誰かに抱きしめられたい。


 今はプログラミングとWebデザインを勉強してて、すごく疲れてる。大学3年生の春休みにこれだけ成長できたという気持ちと、人生を謳歌する時期にこんなことしてていいのかなという気持ちがごっちゃになって、喜びと悲しみのエキスが混じり合い、感情がよくわからなくなっている。


 振り返ると、私は愛が欲しくて、それが手に入らないから外堀を埋め続けてきた人生だったのかもしれない。

 孤独と成功、そんなモノトーンとコントラストがただ1組存在する世界に、誰かの温かみさえあれば私は十分だ。

 心はいつも乾いていて、私の心は楽しみ盛りの年代でまだ芽を出していない。

 友達関係でも悩みがある。友達は私のこんな姿を見てどう思うだろうか? 疲れ切って暗くなって、一緒にいてもつまらない。出てくるのは真面目な話ばかりだ。お前はつまらなくなったと言われ、喧嘩した。努力なんていうのは人に黙ってするものだと。確かにその通りだと思う。私が憎い。

 でも、心の底ではいつも思っている。努力していることは誰かに認めて欲しい。全てを受け入れて欲しい。私は何がしたいんだろう、私でもわからない。ただ、誰かに認めて欲しい。結果を出さないとダメですか? 私の頭はもう爆発しそうだ。でも諦めたくない。私は幸せになりたい。自分が変わらなきゃ、ダメなのかな。


 また白髪が増えるかな。でも、あと一歩、頑張りたい。

 今日も読んでくれてありがとう。

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