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平田オリザの「塾に行くよりリビングに世界地図を」に騙されるな

朝日新聞が「塾に行くよりリビングに世界地図を 平田オリザさんが考える学びとは」というインタビュー記事を出しています。

これはもう、見た瞬間、「騙されてはならない」と察知すべき記事です。

なにしろ朝日です。

朝日は今日発売の月刊『Hanada』にも書いたように、受験で子供を追い詰めるな!と善人面をする一方で、受験に有利だから朝日を読め!朝日の教材を買え!と宣伝するという、自己矛盾の極致のような媒体です。

加えて劇作家の平田オリザ氏も自己矛盾が服を着て歩いているような御仁です。

平田オリザ氏といえば、コロナ禍に際して、「文化を守るために寛容さを」と題されたNHKのインタビューで次のように発言したことが思い出されます。

製造業の場合は、景気が回復してきたら増産してたくさん作ってたくさん売ればいいですよね。でも私たちはそうはいかないんです。客席には数が限られてますから。製造業の場合は、景気が良くなったらたくさんものを作って売ればある程度損失は回復できる。でも私たちはそうはいかない。

なるほどなるほど。

みなさん、この内容をよく読んでから、今回の朝日の記事の以下の抜粋を読んでみてください。

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