報ステ炎上CMにみるエリート意識

テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」のCMが炎上していると聞いて、見てみました。

これに対し、いわゆる左派の方々がみな一斉に怒っておられます。

女性の地位ランキングが121位の国で、女性の低賃金や子供を育てながら仕事を続けることの困難さ、子どもや女性に対する暴力、様々な生きづらさがある。それを変えようとしているときに、ジェンダー平等は時代遅れと言うCMを作る感覚が理解できない。

— 福島みずほ (@mizuhofukushima) March 23, 2021

朝から報道ステーションのCMが大炎上してます。視聴者も広告出稿も減り続けて、ビジネスモデルとしては先のない民放テレビの「終わり方」がどういうものになるのかが何となくわかりました。なるほど、ここまで落ちるのか。 https://t.co/P0fP42PmE1

— 内田樹 (@levinassien) March 23, 2021

報ステを見ている女性の語りという想定。こうPRしたい？
「男性の皆さん、ジェンダー平等とか不快な話題は取り上げません。ご安心を」
「お父さん、娘さんを生意気にする番組ではありません。ご安心を」
「女性の皆さん、ジェンダー平等ではなく、楽しい話題を取り上げます」https://t.co/idXWStIiRo

— 上西充子 (@mu0283) March 23, 2021

この炎上については東京新聞が既に記事を出しており、そこには次のように書かれています。

「どっかの政治家が『ジェンダー平等』とかってスローガン的にかかげてる時点で、何それ、時代遅れって感じ」―。テレビ朝日が２２日、ユーチューブやツイッターで公開した報道番組「報道ステーション」のウェブＣＭに、「女性蔑視があふれている」「どこまで女性をばかにすれば気が済むのか」などとネット上で批判が集まっている。

怒っている皆さんの意見を総合すると、このCMは女をバカにしている、とのことのようです。

私はそれとは違う感想を抱きました。

どう違うかというと、報ステは女をバカにしているのではなく、