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重信房子氏の手記について考える

国際テロ組織「日本赤軍」の重信房子元最高幹部(76)が本日、懲役20年の刑期を終えて出所しました。彼女が公開した「再出発にあたって」と題した手記を産経新聞が全文掲載しています。

冒頭には次のようにあります。

 新しく社会に参加するにあたって、まず私の逮捕によって被害を受け、御迷惑をおかけした方々に謝罪致します。
 また、すでに半世紀にもなろうとする過去のこととは言え、私や、日本赤軍の斗いの中で政治・軍事的に直接関係の無い方々に、心ならずも被害や御迷惑をおかけしたこと、すでに述べて来ましたが、ここに改めて謝罪します。

私にはやはり解せない。何一つ解せません。

私が解する必要はないのかもしれません。

重信氏の手記から私が読み取るのは、彼女の偽善、欺瞞、独善性です。

なぜ最初に

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