「いじめは悪い、だけど…」論と人権マフィア

コーネリアス小山田の「いじめ」ならぬ鬼畜行為については、英語をはじめとする外国語でも報じられ非難されていますが、一方で爆笑問題の太田光氏のように「そういう時代の空気だったからしょうがないじゃないか」と小山田氏の行為を時代の空気のせいにして擁護する人も出現しています。

いじめが問題になると必ず現れるのが、この太田氏が主張したような「いじめは悪い。だけど…」論です。

私はこの論がものすごく嫌いなのですが、ちょうど人権擁護団体のヒューマンライツ・ウォッチ（HRW）のケネス・ロスがこれと同じ論理で、次のようなトンデモ発言をしていました。

Antisemitism is always wrong, and it long preceded the creation of Israel, but the surge in UK antisemitic incidents during the recent Gaza conflict gives the lie to those who pretend that the Israeli government's conduct doesn't affect antisemitism. https://t.co/HeJkrkqg2d pic.twitter.com/X7sAbXTo4L

— Kenneth Roth (@KenRoth) July 18, 2021

「反ユダヤ主義は常に悪いし、イスラエルの誕生よりもずっと前から存在していた。だけど…