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Once Upon a Time in Hollywood

初めて見たのは、たしかアメリカの国内線の飛行機のなか。友人がまだ見れていないと言うので、早稲田松竹のリバイバル上映でもう一度見ることになった。

プロットの面白さは言うまでもない。凄惨な事件が実際にポランスキーの身に起こっていた(しかも現実はもっと救いようがない)と知って、この陰湿なインシデントをある意味コミカルに描いてしまうタランティーノに脱帽した。

この映画の魅力は何といっても世界観だと思う!
黄金期のハリウッドは誰の目にも夢の世界に映るのではないか。ポップで、ゴージャスな街並み、ビビットカラーが良く映えるファッション。
私が特にキュンとしてしまうのは、マーゴット・ロビー演じるシャロン・テートが殺到とハリウッドを歩く足元を写すカット。
真っ白なサマーブーツと健康的に日焼けしたココア色の太腿のコントラストがとってもキュートだ。

この黄金期のハリウッド映画と共に成長した人たちには特にノスタルジアを誘う映画ではないだろうか。
ストーリーの面白さ、ドキドキさせられる世界観、ゴージャスな俳優陣の痺れる演技。どれをとっても文句なしの映画だ。

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