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ゼロからデザイン留学はじめました

はじめまして、Eddie, 桑原(Shin)と申します。(書き手は後者)

二人とも、現在、米国のシカゴにあるイリノイ工科大デザイン修士学科 / Illinois Institute of Technology Institute of Design (IIT ID)に留学中です。
両者共にFoundation+Master of Design(Foundation+MDes)プログラムに在籍し、EddieさんはさらにMBAとのDual Degreeプログラムに通われています。

このnoteは、「純ドメ / 総合大学卒業 / 仕事でのデザイン経験なし」の我々が、留学準備を振り返り、デザインスクールでの生活や学びを記録する目的で始めました。

Eddieさんは外資消費財メーカーで7年間営業とマーケティングを担当、私は日系自動車メーカーで9年間リサーチを担当という経歴で、「デザイン思考は聞いたことがある」レベルから本当にゼロからスタートし、20年8月より留学2年目に突入しています。

なぜID生が今noteを書くのか?

我々の通う大学院は通称IDと呼ばれていますが、日本人の卒業生はビジネスの最前線で活躍されており、ブログや本でIDのことを知られた方が多いと思います。では、なぜ我々が改めてnoteを始めたのか。

1つは、日本人卒業生はMaster of Design Method(MDM)と呼ばれるプログラムを出た方が主流で、Foundation+MDes出身は少なく情報が非常に限られていること。卒業生と在校生全体で恐らく20~30名いると思いますが、私の知る限りFoundation出身は卒業生1名、在校生4名の計5名しかいません。

学科については今後説明致しますが、Non-Designer対象という点は両プログラム共通です。ただし、MDMは実務経験の多いビジネスパーソンが1年間でスピーディにデザイン理論・手法を学ぶ一方、Foundation+MDesは最初の半年(=Foundation期間)で学部生がやるようなデザインの基礎・演習から入り、その後の2年間(MDes期間)で理論・手法をじっくり学びます。よりDesignerとしてのキャリアチェンジに重きを置いたものとご理解ください。ちなみに我々の時には、Foundation期間中に
①Photography,
②2D =Visual communication,
③3D =Product design,
④4D =Digital interaction
⑤Desgin practice(デザインとは?という哲学的な内容)
を学びました。それぞれの授業内容については別記事で個別に説明していきたいと思います。

MDMとFoundation+MDes2つのプログラムは似ているようで異なるというのがEddieさんと私の共通の見解であり、そこを記録に残したいというのが1つ目の理由です。

もう1つの理由は、卒業生のブログや本で述べられた状況から時が経ち、学校を取り巻く環境やカリキュラム構成も変化したため、情報をアップデートした「IDの今」を発信したいと考えたこと

余談ですが、出国前に卒業生の方と会食をした際、ある方のブログを全員が読んでIDへの留学を決めたことが判明し、場が盛り上がりました。一方で、忙しい学生生活の合間を縫ってブログを書くのは相当キツイよねという話にもなり、我々にとってこのnoteは大きなチャレンジになりそうです(笑)
デザインスクールでの時間管理やスケジュールについても今後お話しできればと思います。

コンテンツ予定

本noteでは、以下の4つの内容を中心に情報を発信してきたいと思います。

・出願準備、プロセス
・IDのプログラム概要、カリキュラム内容
・ID、シカゴでの学生生活
・ID生の将来キャリア

目標としては、最初は毎月2〜3本を目指し、慣れてきた段階で本数を増やしていきたいです。(あくまでも理想です。。。)内容については、まだまだ勉強不足で至らない点もあると思いますが、そのプロセスも含めて温かい目でご覧いただけますと幸いです。

ご意見ご質問等ございましたら、「クリエイターへのお問い合わせ」で気軽にお問い合わせください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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