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貴方はいつ閃きますか?

「ふとした時に、凄い閃きがあって、これやったら凄いビジネスになるかも!とか、今抱えている問題が解決しちゃった!とか、このフレーズ、ヒットしそうなんて時ありませんか?
そして、その閃きのタイミングは、その人のライフパターンの中のある瞬間だったりしませんか?」という質問!

私の場合、シャワーを浴びている時、朝散歩している時、そして時に就寝中の夢の中で、その様な事が起きる。

でもたいてい、そのような閃きは、あっという間に忘れて日常のルーチンにまぎれて忘れてしまうもの。

今日朝の散歩で、相変わらずチンプンカンプンと思っていた負帰還のことを考えていたら、閃きではないけど、少しは勉強の成果があった事に気がついた。つまり、歩きながら頭の中で、昨日まで一生懸命に読んできた記事が少しずつ頭の中で整理されてきて、頭の中でぐるぐる回りだした。そして、それを自分の言葉でまとめてみたら?と閃いた。

その思ったことを忘れないうちに、以下に実践してみる。

以下実践:

いろんな書物やネットを調べて、何回も読み返していくうちに、その中に書いてある共通項が次第に見えて来て頭の中に定着する項目が出てくる。もちろん負帰還についての説明なので皆同じことを書いているのだけど、その書物や、ネット記事によって表現が少し違ったり、また、その挿し絵が違ったり、もっと言ってみると、同じ様な表現でも、それぞれの書かれている書体や文字の大きさや、ページのどの辺に書かれているかの違いなどによって、印象が違ったりする。そして、同じ記事でも、二度目、三度目に読むと、また、違う印象、理解を生む。

そうしていく内に、朧げながら色々な人が言っている共通項が、頭の中に浮かび上がってくる。

負帰還(ネガティブフィードバック)について、本などを見ないで私が思い浮かべる事は現段階で以下の様な事である。(間違えや過不足はあると思う)

‐入力される信号を、増幅器に入れると必ず歪、ノイズが出て、同じ信号波形で出力されない。従って、できるだけ本来の信号に近い形に修正、補正して出力をするため、歪んで出てきた信号を増幅率を下げ負(マイナス)の波形にして、入力側の信号へ戻して混ぜてあげる。すると、その負の波形が、増幅器の中で作られる歪の波形を打ち消すことによって、より元の入力信号に近い形の出力信号を作る手助けをする。

-真空管アンプでは無帰還で増幅した場合、直線性が悪く、高域、低域の周波数特性に限界がある。(直線性や周波数特性を表す図が頭に描かれる)また、五極管やビーム管などは、内部抵抗が高いために、無帰還のままではダンピングファクターが1以下になり、締まりのないドンシャリな音になる。

-負帰還を適度にかける事により、無帰還の欠点、直線性、周波数、ダンピングファクターの改善をもたらす。がしかし、全体のゲイン(利得、増幅率)は無帰還の時よりも落ちる。

-ダンピングファクターの改善という意味で五極管、ビーム管では、負帰還は、必須である。また、多少の負帰還は三極、三結でもダンピングファクターの改善に役立つ。

-負帰還のかけ過ぎ、位相の逆転などを起こすと、ギャーという発信を起こして、正帰還になる。

‐真空管アンプの負帰還のかけ方は、部分的なものを含めていろいろあるが、一番標準的なかけ方は、アウトプットトランスの出力側から、オーバーオール(全体)にかける負帰還で、その途中に負帰還素子としての抵抗を入れ電圧増幅の初段のカソード抵抗の前に戻すやり方である。

‐この、負帰還素子(抵抗)とカソード抵抗の値によって、負帰還のかかる具合(dBで表すらしいがこれがよくわからない)を決めているらしい。

頭の中でこの辺までは、何とか理解ができてきたが、これを計算式で証明し、また、最終的な増幅率や、直線性、周波数の改善する度合いなどを求めることがまだできない。また、その真空管アンプの回路に適合する負帰還素子(抵抗)の値を決めることができない。要するに、この辺は関数や、対数や、算数などの理解が不可欠なのに、私の頭ではついていけない。と白状しよう。

でも、諦めずに一歩ずつそれらの計算式に挑戦してみようと思う。時間はかかってもいいじゃない!