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親切なおじさんに突っ込みを入れるー我が輩はまめたである⑫

親は無くとも子は育つ、と言うけれど、子供が無くては親は育たない。
3歳児のボク、まめたの親育て日記、気が向いたときに更新中!!

2022年5月16日(月)
今日は沢山突っ込みを入れた。
保育園からの帰りのバス。
ママと乗り込むと、ボクは走って後方の一段高くなった2人掛けの席を目指す。
「こらー走らない!!」と怒るママの声。いつもご苦労様です!!

席は、大抵埋まっていた。二人掛けの席に、ネクタイを締めたおじさんが一人で座っていて、ボクは隣に座った。
おじさんは、気が効く人で、ママに「どうぞ、座って下さい」と席を譲ろうとする。
ママ「大丈夫です。有り難うございます」
おじさん「すぐ降りるんで、団地前で」
ボクは、おじさんが僕らと同じバス停で降りることに気づいた。
ここは突っ込みを入れるところだ!
ボク「同じところで降りるんかーい」
ママは慌てて「こら!」と怒った。
ママ、いつもご苦労様です。

バスの運転手さん「団地前、団地前。降りる方は足下に気をつけて下さい」
ボクはおじさんを見て「ここで降りるの?」と聞く。
ママ「こら!降りるんですか、でしょ!!」
おじさんは「そうだよ、ここで降りるよ」と笑顔で言ってくれた。

おじさんと、一緒にバスを降りて、バイバイをした。
おじさんはボクらとは反対方向に歩いて行った。
ボクはここでも突っ込みを入れた。
「そっちへ行くんかーい!」
ママはボクの口を慌てて塞いだ。
ママ、お疲れ様です。

明日もいろんな事に突っ込みを入れたいなあ。




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