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尾道での住居の探し

移住する前に、移住旅での短期滞在、ワーケーションツアー+約3週間の中期滞在を通して、尾道の幾つかのエリアに実際に住んでみました。

各エリアをお試し暮らしてみることで、各々の良い点・悪い点が視えてくるので、おすすめな方法です。

ここでは尾道の山側・平地・離島での生活から見えてきた、各エリアメリット・デメリットを書いていきます。

山側・坂での古民家暮らし

まず坂暮らしのメリットは、昔ながらのレトロな家に住むことができることと、景色が良いこと、古民家の家賃が安いことです。

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尾道の坂にある古民家は、空き家が問題になるほど、多くの空き家があります。なのでタイミングが合えば良い物件があったり、アパートを借りるよりも格安で一軒家を借りたりすることができます。

ただし物件によってはリフォームが必要であったり、昔ながらの設備(ボットン便所・腰の低い台所・冬は寒い風呂場など)だったりするので、場合により高くつく場合もあるようです。

デメリットとしては虫や野生動物が多いこと、坂の上り下りが大変であること、電車の音が気になることです。

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山に建っているため、生活をするうえで虫や野生動物とは切り離せません。蚊は湧きやすいですし、ムカデも侵入しやすいです。また猫が尾道のイメージですが、基本的に野良猫なのでアレルギーがある方や糞害などは注意が必要でしょう。私が住むエリアでは野犬が出ますし、向島などの島エリアではイノシシも出るようです。

さらに景色が良いところほど、坂のアップダウンがあるので、通勤や買い物は一苦労です。場所によっては道が急斜面であったり、あまり整備されていなかったりします。特に雨の後は滑りやすいので、注意してください。場所によっては街灯が少なく、夜にはスマホのライトが必要な場面もあります。

なお鉄道が近いところでは、騒音・振動がわりとダイレクトにきます。坂の上は古い家が多いので、影響を受けやすいのかもしれません。

平地での暮らし

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メリットは生活しやすいこと。商店街からコンビニ・スーパーもあるので買い物しやすく、駅やフェリーにも近いので通勤も楽ちん。商店街の一部や新開には飲み屋が多いので、夜も遊びやすいのが特徴です。

デメリットは観光地・歓楽街に近いのため、場所によっては騒音が気になるし、外に出れば観光客に出くわすので、ラフな格好で外に出づらいことでしょうか? 

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また家賃は他のエリアよりも高額です。特に最近高いマンションが建ち並ぶようになってきたので、地価も気になるところですね。

島での暮らし

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向島の対岸側(尾道が向かい)のエリアは、スーパーやドラッグストアも多く、船を使えばわずか数分で尾道につくので、とても生活しやすい環境です。なお向島の裏側以降(因島側)は生活感がなくなり、しまなみらしい多島美が見える景観になっていくので、ちょうど良い島暮らしができることがメリットです。

さらに2021年春に生口島の瀬戸田エリアには高級旅館やワーケーションがしやすいホテルも開業されたりして、さらなる瀬戸田の活性化が見込まれます。

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デメリットは22時ぐらいに尾道と向島をつなぐ船の最終便が出てしまうこと、大陸側と島をつなぐ橋の交通料が高いことです。尾道〜今治間は普通車の片道で、ETCの場合(平日):2,950円、現金の場合 :4,920円になります。

また向島の裏側〜生口島にかけては、基本田舎になります。地域のつながりが強かったり、イノシシなどの野生動物が出たりするので、内陸の尾道側よりも移住のハードルは上がると思います。

ゲストハウスのフリアコやシェアハウスもおすすめ!

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観光地である尾道にはゲストハウスがたくさんあり、中には住込みでのヘルパーを募集している「フリーアコモデーション」を採用している宿もあります。

またシェアハウス・ゲストハウスを兼ねている宿や、地元のNPO団体「空き家再生プロジェクト」が運営している移住者用の格安シェアハウスもあったりするので、興味がある方は調べてみてください。

シェアハウスに住むことに

色々と住んでみた結果、シェアハウスに住むことになりました。

後日詳しく記事を書くつもりですが、簡単にまとめると

①家具や食器、電化製品などの初期投資が少なくて済む

②オーナーさんと直接会えば、下見〜契約までの過程が楽に済む

③シェアハウス自体1つのコミニティであるので、ここから人脈を広げられる

などの利点があったからです。私の場合試験的な移住だったので、シェアハウスは都合が良い部分が多いのもポイントが高かったです。


#移住 #地方移住 #尾道 #しまなみ海道

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