【仕事について対話した】海で仕事するってどんな感じ?
東京・葉山、ときどきフィリピン生活している、フリーダイバーの飯島です。
葉山で素潜りを教えたり、「自然」「海」「クリエイティビティ」をテーマに活動しています。
先日、友人から「海で仕事している人ってどうやって稼いでるの?」「大好きな海で生活するにはどうしたらいいんだろう?」と聞かれたことがきっかけで、【海で仕事する】をテーマにお話しました。
海の仕事に限らず、働き方やライフスタイル、仕事観に繋がる深い内容になったので健忘録として投稿します。
今どんな仕事してる?
現在やっている仕事は、以下の通り。海関係はいくつかの団体から業務委託という形で仕事をもらったり、フリーでやってます。
【海関係】主に夏が忙しい、自然に触れてリフレッシュ
・オーシャンスイムレッスン
・素潜りレッスン
・海洋保全イベント
・水中撮影
【海以外】ベーシックインカムを稼ぐ、ビジネススキルを使う
・夏前までの契約で、外資系企業のHR
海で仕事をし始めたきっかけ
なんか、手広く海仕事をやっている感じですが「海の仕事がしたい!」と思って動いたというよりは、流れで仕事頼まれるようになった感じです。
好きで海に行って色々やってるうちにスキルがついて、教えてって言われるようになって、「どっちにしろ海に行くし、楽しいからやろっかな」という軽いノリ。
好奇心が強い方なので、調べたり勉強することが好き。勉強したら実際に体験して、それをアウトプットしたくなる。自分でなにか創ってみたくなる。そのサイクルの繰り返し。
仕事になったことで今まで以上に海で一緒に遊ぶ人や関わる人が増え、海について一緒に考えてくれる仲間もできて嬉しい。自分のできること、やりたいこともスケールしてきて、妄想を膨らませています。
海で仕事するって?
本題の「海で仕事する」について。
一言に「海で仕事する」と言っても、いろんな働き方・関わり方があります。
海でマリンスポーツを教えている人、クラブハウスやショップで働いている人、イベントやツアーのオーガナイズをする人、これらを全部やっている人。
教える仕事でも正社員でフルコミットしている人、パートや非常勤、業務委託で他の仕事をしながら働いている人。
現役アスリートであれば、スポンサーをつけて競技に取り組みながら、その合間に教える人もいます。
友人には、この辺りの説明をさせてもらい、ライフスタイルによって様々な働き方があることをお話しました。
わたしの仕事観や海の仕事との関わり方
話していて思ったのは、海の仕事に限らず
「どんなライフスタイルが自分にとって心地いいのか」
「自分は何がしたいのか、どう在りたいのか」
が大切だなと。
わたしは海の仕事をしていますが、別の仕事もしてます。今は夏前までの契約で、外資系企業のHRで働いてます。それは、海の仕事だけだと狭い世界になってしまうし、収入源を色んなワークスタイルで複数持ちたいから。
また、サステナブルなプロジェクトを立ち上げ、それを循環させるためにビジネススキルを磨きたいし、海外でトレーニングや勉強もしたい。好きな時にふらっと旅に出たいから。
好奇心のままに学び、点と点を繋げ、世界を動かしていくような事がしたい。
数年前、海の仕事やデザインの仕事などでフリーランスで働いていた時期がありました。
好きなことだから良かったけど、「仕事しなきゃ!」と仕事モードになりすぎて全然楽しくなかった。
好きなことが「お金を稼ぐための手段」になってしまったし、その仕事をする先の未来やヴィジョンを思い描けておらず、将来への不安が募ってしまった。お金の心配もあった。
なのでそれからは、海のことに限らず、「自分が今どう感じているのか、どうなったら心地よいのか」と向き合うことを優先できる環境作りに励んでいます。
これからも、自分の中にある好奇心や「好きなものを好きであり続ける」ことを大切に、描くヴィジョンを眼差して楽しくやっていきたいです。