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やさしい人って具体的にどんな人なの?って話

やさしい人に憧れるが、どんな人間が"やさしい"に該当されるのか考えてみました。


たとえば怒らない人が優しいとすると、これは極論になりますが、良くも悪くもまったく叱らないとか、世間的に悪い事をしていても注意しない人に該当するとおもいます。


これって優しさなのか?
怒りもしないし叱りもしないというのは、人に興味がないか、めんどくさいだけなのでは?と思い考察しました。


「怒る」と「叱る」の違い(個人的解釈です)

「怒る」
個人の見解だけで、意見を述べる。相手を卑下する。自分の立場が悪くなると相手を罵る。バカとかアホとか、自分の感情に任せて罵倒する。

「叱る」
相手の立場になって考えたうえで、今後を見据えて具体的な解決案を出す。相手が理解できる道理を明確にして諭す。


ざっくり言うと、自分の感情だけで言うか、相手の事を考えて言うかの違いで分けられるのではないかと思います。(叱るという行為は、指摘とも違う、もっと高度な技術だという見解です。詳しくは気が向いたら記事にします。)

※相手の事を思って"叱る"のです!
ちゃんと叱ろうとすると、非常にめんどくさい。
相手がわかるように説明するのも労力を使うし、少なくとも相手を傷付けてしまう可能性があって心苦しいのに叱ってくれるという、やさしさ。


以上の観点から考えるに、怒りはしないけど、ちゃんと叱ってくれる人が優しい人間であるような気がします。


しかし、叱られている本人が、それを優しさと受け取れるかが重要です。
どんなに相手を思って叱っていても、それを受け止めることができなければ優しさとして機能しないのです。

やさしい人というものに、共通概念は無いのかもしれません。


ただ共通して言えるのは、相手を思いやる気持ちはあったほうが良いという事くらいでしょうか。
これも一概には言えないので難しいですね。


今回は、叱れるかという観点で比較しましたが、やさしい人のなかには
養ってくれる人、頼み事を聞いてくれる人、お金をくれる人、企画をたててくれる人、率先してリーダーをやってくれる人、相談にのってくれる人
など、人によって"やさしさ"の解釈はさまざまだと思います。


受け取り手が優しいと思ってくれれば、あなたはやさしい人です。

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