見出し画像

新社屋設立にあたってー採り入れたい4つのワークスタイル

オランダでは、2ヶ月ほど前からコロナは「終了した」ことになっている感がある。(感染者数は減っていないが)マスクをしてる人もほとんど見かけない状態です。

日本でも先日「蔓防」が解かれたそうで、リアルの面談を好むなどの理由から、以前の仕事スタイルに戻る人も一定数いるでしょう。
わざわざオランダに居る僕へ仕事が依頼されることは減るかもしれない。
見栄を張るわけではないが、すこし忙しさが減るのはちょうど良いと思っている。

そういう、良いのか悪いのかわからないタイミングで、今月中には仕事部屋(=庭の倉庫を建て替えた、極小の小屋)が完成予定です。

この小屋の建物名は決めてあり、het hutje(ヘット・ヒュッチェ)ーオランダ語で「小屋っち」みたいな意味です。

新オフィスに仕事場を移すのを機に、(仕事の数は減るなら減らしつつ、まあ減らなくても)効率というか密度をあげて、より気持ちよく仕事できそうな、ぼんやりしたイメージを持っている。

具体的アイデアは、まだ大したものはないのだが、以下に挙げてみたいと思う。

①毎日3秒だが「通勤」をする

仕事とそれ以外を切り替える、いい切れ目ができる。
職住(超)近接でありつつ、職住分離が実現する。

②同期コミュニケーション(Zoom等)を減らす

オランダ在住で日本と仕事をしているので、8時間の時差がある。
が、それはこちらの都合なので相手に不便をかけないようにと、この1〜2年で早朝からのZoomミーティングを増やしすぎた。

早起きすること自体は問題ないが、早朝〜午前の脳が活発な(と自分では思っている)貴重な時間を、全部ミーティングに充てるのはもったいない感じがしている。

リアルタイムの会話は、本当に必要なものだけに絞る。ーーそれは逆に「雑談」とかかもしれない。

事務的な進捗報告や、具体的でテキストや図に可視化して共有しやすいものは、なるべく非同期コミュニケーションに切り替える。
Slack、Notion、Miroなどを使い、テキストやビジュアルで共同作業できるコミュニケーション環境は、今よりさらに充実させていきたい。

コロナ以降みんな気にしている「いかにリモートワークするか」という文脈では、どちらかというと、Zoomだけでなく音声のみのdiscordなども使いながら「いかに(ゆるくでも同期で常時)つながるか」という流れがあると感じている。
その大切さも分かるのだけど、時差のことを考えると、それは僕にとってはあまり自然な選択肢とは言えない、と考えた。

③一つの仕事は短く区切る

これも、①と同じく切り替え関係。
いわゆるポモドーロ・テクニックというのですかね。
仕事の時間を30分とかで区切り、取り組んでいる件が盛り上がっていても、時間が来たらそれ以上続けない。

これを僕は今まで試したことがない(なんとなく、自分に合っていそうな気になれなかった)。
1日1事案づつ取り組んでいくに近いスタイルだったので、いきなり30分単位で切るのは難しいかもしれないが、今よりもっと並列分散型(小分け)にしてみたい。

やったことがないけれど、今回はこれが出来そうだと思ってる理由は、新たに小屋ができることと、2021年のMac Book ProとかカラフルiMacとか、5kウルトラワイドモニタなど、ここ2年くらい買ってないが色々気になっている機材があることに関係していて、

④PC複数台を並べて仕事で使い分ける

これをやってみたい。

〇〇関係はこのMac、□□関係は隣のマシンに移動して、という小室哲哉スタイルにしてみる。 狭い小屋なので、じっさい背面に置いた机に向き直って、という感じになるかもしれない。

つまり、本を閉じて別の本を開くみたいな、物理的な「切り替え」を発生させるというわけです。

僕は複数の組織やプロジェクトで仕事をしているので、Googleのアカウントを切り替えたり、プロジェクトごとにフォルダを上層に遡ってから掘っていったり、PCの中で、いわば仮想空間での「移動時間」がけっこうある。
一つ一つは微小なものだが、これが無意識のストレスが溜まっている気がします。

椅子をちょっと動かして、別のパソコンの前に移動して、というくらいだが物理的な移動をすることで(逆にフォルダを上ったり下りたりの仮想の移動は減るし)、体や脳がリフレッシュされた状態で、切り替えた別の仕事に向かえる、ような気がする。

これが結構、くだらないといえば非常にくだらないけど、面白い変化になりそうな気がして、小屋の完成とともに機材を整えながら始めることを、楽しみにしています。

特にオチはない。
今回は、さっきTwitterに書いたことを編集してnoteにまとめてみました。


タイトルの「新社屋」はもちろん冗談で、社屋っていうのはこういうのを言うんだよね。明治大学建築学科の同期生、建築家の中村拓志さんが設計した、僕の地元の西千葉にできたZOZOの新社屋。めちゃくちゃカッコイイです。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?