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他己紹介や寄稿

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インタビューなど他のnoteに登場させてもらったり、書かせてもらったりしたもの
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#デザイン

関係性によって発揮されるクリエイティビティ― ―なぜ「nailmarks」は存在するのか?

フリーランスとして活動する2人のデザイナー飯島、加嶋によって生まれた「nailmarks」。「2人が定期的に行う1on1や、仕事を通じた活動に名前を付けてみよう」。そんな遊び心のある発想から生まれたnailmarksは、3年を経た今、2人にとってどのような意味を持つのでしょうか。集まる意味を考えていく2人の会話は、「関係性とクリエイティブ」という興味深い話に発展していきます……。 取材・執筆 長瀬光弘(ライター) 名前を付けてみると2人にどんな変化が起きるか?ー前回の記事

リモートワークで見えてきたデザイナーの本来の価値、そしてnailmarksにとっての「デザイン」

nailmarksは、共にデザイナーとして活動する飯島と加嶋がリモートで1on1をしはじめたことがきっかけで2020年に生まれました。コロナ禍により、世界中でコミュニケーションのあり方が変化するなか、デザインのプロセスにも大きな影響を与えます。コロナ禍がはじまってから、そしてnailmarksが生まれて3年が経過した今、あらためてリモートワーク以降のデザイナーの働き方について、そしてデザインの本質について、2人が語り合いました。 取材・執筆 長瀬光弘(ライター) リモート

nailmarksが出来るまで

突然ですが、ぼくは「自分のために」デザインするというのがとても苦手です。誰かが「どうしてもこうしたい」という想いやこだわりがあれば、「誰かのために」力になりたいと思うのですが、「自分のために」というと、どうも身が入りません。 前回の記事の続きで、1on1も習慣化してきた頃、飯島さんからこんなことを言われました。 「加嶋さんとのこの活動に名前をつけてみませんか?なんならロゴも作ってみましょう」 今回に関しては「誰かのために」と「自分ために」ちょうど半々なので、試しにやって

身近な人たちと1on1を1年間続けてみた話

今年はnoteを書きたいという気持ちが何度か高まったのですが、最後まで書かずじまいでした。2020年の最後に、今年試してみて良かったなと思うことを書いてみようと思います。 働き方の変化今年一年で一番大きい変化は、おそらくこれを読んでいただいているほとんどの方と同様に「働き方の変化」でした。ぼくはここ3年ほどフリーランスデザイナーとして働いています。去年であれば週半分以上は外出をして、打ち合わせをしたり、シェアオフィスで作業したりということをしていたのに、それがなくなってしま