お宿のスズメノナミダ(飯田雪之介)

非可燃性

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最近の記事

贅沢を知っている私はチャリンコを漕ぐ

春。 季節の変わり目は変質者が増えると言うが、春夏秋冬ブレることなくで右側に「三島由紀夫ー!」と毎回叫ぶ22世紀の変質者と同じ時間を過ごすと季節は感じられない。季節だけでなく右耳の聴力も感じられなくなってきたかも。しかし、耳鼻科へ行くことへの抵抗は、花粉症を感じないほどの慢性鼻炎を治すために行った鼻粘膜焼却手術の効果が特になくて今も鼻詰まりが続いていることだ。それで思い出したが、歯が痛くて「これは虫歯だな」と思って歯医者に行ったら「歯磨きの力が強過ぎて歯が脆くなって知覚過敏で

    • バッハの旋律を夜に聴くより横須賀歌麻呂さんの膣痙攣のネタを朝に思い出す

      幼少期に見ていた世にも奇妙な物語の『迷路』という軽くトラウマになった作品と1番好きな映画『ターミネーター2』には、大尊敬している横須賀歌麻呂さんが詰まっている気がする。 『迷路』のざっくりとしたあらすじは、 閉鎖されたテーマパークに存在する巨大迷路の取材のために男女三人が訪れる。 三人は、迷わないように入り口から糸を引きながら中心部に進んで行くが、気付くとその糸は千切れコンパスも効かなくなり、上から様子を覗くとその『迷路』自体が成長していることにも気付く。 さらには、その求

      • 1枚高いのより8枚安いの着込みますから!

        【こ、この男…底が知れん…!】 山王戦で流川が覚醒したときと陵南戦で仙道が追い詰めてくるときにゴリが発した台詞。私の人生のピークがミニバスだったのを抜きにしても最近これが頭に浮かんでくる。 先日12/16『ザ・細か過ぎて伝わらないモノマネ』の放送で無事に「〜三島由紀夫vs東大全共闘50年目の真実より〜東大生の質問に気分良く答え最後に儚げで美しい笑顔を見せる三島由紀夫」がオンエアされたその前日に財布を紛失し、カード諸々を停止して再発行した次の日に警察の方から届きましたよ〜と連

        • フィレオフィッシュが100円だった頃5個食べちゃいましたよ〜〜

          「100にしますか?」 「50にしときましょ?」 多分、電流の強さの話をしている。 2年前の冬。不整脈を起こし病院のベッドで横たわる間抜けな私はお医者さん達の会話に震えていた。 身体は至って健康なのに「このカレーパン、カレーまで遠いな」みたいなことが積み重なっていたからかもしれない。 「ドックッンッッ!!」 という内部に響く衝撃の電気ショック療法を2回受けた。 既に、手足四箇所をロープで縛りそれぞれ各箇所別方向へ馬に引っ張っられて引きちぎられたかのような感覚だった。 薄

        贅沢を知っている私はチャリンコを漕ぐ

          他愛のない話をしましょう〜〜

          春巻きを一つだけ載せた配膳ロボの猫ちゃんが、私達のテーブルに向かって健気に運んでいるのを、隣の家族連れの人達が笑っている。 微笑ましいなじゃないんだよ。 あと何回この感じを味わうだろう。良い大人がファミレスでドリンクバーと一品で居座っていい時間をとうに超えていた。羞恥心なんてものはない。同時に人としての誉もない。というか、物理的に周りの酸素もなくなってきた気がする。息苦しい。 「お笑い辞めないですよね!?」 え?急になんだ? ああ、今の私はそんな顔と空気を出してしまって

          他愛のない話をしましょう〜〜