アベノミクスの数字 4)地方経済編
さて,数字で振り返るアベノミクス.以前,1) 雇用・賃金編,2)結局給料は上がったのかに関する話題を別データも交えて解説した記事が現代ビジネスさんで公開されています.
結論としては,雇用増・正社員も増,賃金横ばいか微増,若年層・女性・高齢者はプラスの中年男性ホワイトカラー受難,世帯所得向上ってなかんじです.
集中エントリはそろそろ終わりにしますが,これからも,ちょいちょいいろいろな分野の数字でアベノミクスを振り返りたいと思います.「これをとりあげてくれ」「あの数字はどう変化しているの?」といった質問に答える形で進めたいと思いますので,どんどん要望ください.
ただし……
の通り,現状のnoteはコメ欄がとにかく使いづらいんです(泣).twitterなどでコメントいただいた方がレスが早いと思います.
さて,これより本題.アベノミクスの4本目の矢はローカルアベノミクスだという声を遠い昔に聞いた記憶がなきにしもあらずです.その地方経済についてこの7年半でどのような変化が生じたのでしょう.成長したのは東京だけ.大都市だけ.地方は置き去り……ってほんとう?
東京だけが……の嘘
ここから先は
2,254字
/
4画像
サポートに限らずリアクションは執筆の励みになります.今後もコンテンツ充実に努めてまいります.