経済学と社会学,そしてポリコレ
103万円の壁にトリガー条項と選挙以降の焦点がかつてないほどに政策ベースになっています.103万円の壁については先日のエントリ「103万円の壁の論点」を参照いただければ幸いです.またトリガー条項については私は喫緊度が低いと考えています.そのため,萩生田光一氏のtwの通り柔軟性が高い支援方式を続けるのか恒久的な措置を目指すかは少し時間をかけても好いと思います.
政策が政治問題の中心に躍り出たことは大変望ましい...そして政策問題ならば「合理的な解」をさぐる営為ががぜん重要度を増すことになる.国民民主党の躍進は日本の政治論壇・政策論壇に大きな影響を与えることになりました.
政策論が重要だと言っておきながら何ですが...今日は政治・政策ではなく学問的?なお話です.
ここから先は
3,585字
サポートに限らずリアクションは執筆の励みになります.今後もコンテンツ充実に努めてまいります.