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【英語は不要?】海外ノマドフリーランスの1日の過ごし方は?意外と知られていない海外生活の現実
世界を歩くフリーランスの旅暮らし飯田さん(@iida_shi)です。
「海外でパソコン1台で仕事をしている人ってどんな生活をしているの?」
海外ノマドになる前の私はそんな疑問を抱いていました。
どこで仕事してるの?
ご飯はどうしてるの?
観光しながらどうやって仕事してるの?
きっとこのような疑問を解消したがっている人はたくさんいるはず。
この記事では、そんな過去の自分が知りたかった海外ノマドの実態を、経験談含め赤裸々にまとめました。
海外で生活をする前の自分を読者だと想定して書きました。
同じようにこれから海外へ行こうとしている人、ないしは海外生活に興味を持っていて情報収集をしている人にとってはタメになる記事なので、最後まで読んでいってください。
国ごとの1日の生活スケジュール
私がこれまで行った国の中でも特に長居した国を3つピックアップしました。
前提として私がどんな人かを共有しておきます。
主な仕事はアニメーション制作の委託業、Twitter・YouTube・note・Podcastにて情報発信、オンラインサロン運営、コンテンツ作り
倹約家(貧乏性)
独り身
カフェで仕事ができない
🇬🇪ジョージア(トビリシ)
6:00 起床
6:30 コワーキングスペースへ移動する
7:00 先方とミーティングや業務報告
12:00 アニメーション制作
15:00 ジムで筋トレ
17:00 情報発信
21:00 飲み会
24:00 就寝
ジョージアには以前10ヶ月住んでいたため、観光することはほとんどありません。
滞在目的の1つは仕事ですね。現地の企業と仕事をしているわけではなく、仕事に集中できる環境がジョージアにはあります。
なぜなら、日本との時差が5時間あるから。ジョージアにいると午後から先方から連絡が来なくなります。よって、作業に集中することができるのです。
なお、ジョージアはお酒が安くて美味いため、他の国より飲み会の頻度は多め。
(ジョージアはワイン発祥の地と言われている)
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世界で唯一ビザがなくても1年間滞在できる国
🇲🇾マレーシア(クアラルンプール)
7:00 起床
7:05 アニメーション制作
10:00 先方とミーティングや業務報告
12:00 昼食と散歩
14:00 情報発信
19:00 ジムで筋トレ
20:00 宿の中の食堂で夕食
23:00 就寝
クアラルンプールにいたときは、Airbnbで宿泊先を借りており、部屋にワーキングデスクがあったためずっと仕事をしていました。
家から2kmほど先に飲食街があったため、仕事の息抜きとランチを目的に歩くのが日課。
宿泊している建物の中にジムと食堂があったため、夜になるとジムで筋トレし食堂で夕ご飯を食べていました。
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物価が安く、かつご飯が美味しい
🇯🇵日本(千葉)
5:00 起床
5:30 ランニングor散歩
7:00 情報発信
9:00 コワーキングスペースへ移動
9:30 先方とミーティングや業務報告
13:00 ランチ
14:00 アニメーション制作
20:00 飲み会
24:00 就寝
実家の場合です。
海外ではありませんが、海外ノマドが日本にいたらどんな生活をしているのか参考になるかと思いまとめました。
とはいえ外国にいるときと変わらず仕事ばかりしています。
強いて言えば、地元なので友人たちと飲みに行く機会が増えます。
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1年に1回帰るか帰らないか
海外生活をする上で大事にしていること
海外にいると必ず予測不能なことが起きます。
それらを加味した上でも、絶対に大事にしていること考え方・生き方を3つ紹介します。
規則正しい生活
身体が資本です。
特に海外生活で体調を崩すと、国によっては高額な医療費がかかってしまいます。
これらを防ぐためにも、日頃から予防しておかないといけません。
私は朝は遅くても8時までには起き、夜は週末を除き必ず24時までには家に帰ると自分の中で決めています。
そしてどこの国に行ってもジムで筋トレはします。
ずっとデスクワークをしていたら身体に悪いですから。
海外のジムは基本的にどこでも1日利用ができます。
しかし日本の市民体育館以外のジムは月額からの利用のため、行けません。
なので朝は走るようにしていますね。
補足ですが、海外ではガリガリな人は下に見られがちです。
見た目で判断する傾向はよくないと思いつつも変えられないことなので、その考えを受け入れて私もデカくなるよう努力しています。
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アジアと比べてデカい人が多いからモチベーションが上がる。
日本との時差を間違えない
発注していただいている会社がほとんど日本の会社なので、国ごとに時差が発生します。
先方から「9:00からミーティングお願いします!」と言われたとき、ジョージアにいたら4:00からのミーティングになるわけです。
このトラブルが発生しないように私がミーティングを決めるときは必ず『9:00(日本時間)』と打つようにしていますね。
このトピックを上げた理由としては、海外にいる人に発注することをリスクだと捉える企業は多いからです。
なぜリスクかというと、海外在住していればいくらでも身元を隠すことができるから。
私はしたことはありませんし絶対にしませんが、海外にいれば受注した仕事を飛んで音信不通になることは簡単です。
そういったリスクがある中で発注していただくためにも、日頃から安心してもらえるコミュニケーションを意識しています。
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枕詞に「日本時間で」と入れています。
仕事ができる宿を選ぶ
私はカフェで仕事ができないため、宿を選ぶときは必ず部屋の中に仕事ができる机があるか、必ず確認します。
しかし中には机があっても、Wi-Fiがつながっていない個室の部屋も存在します。Wi-Fiがつながっても、速度が遅く仕事に支障が出ることもあります。
そういったトラブルを回避するため、仕事が忙しいときはドミトリーを選ぶようにしています。
なぜならドミトリーには私と同じノマドの人が泊まるため、宿の中にワーキングスペースが設けられていることが多いから。
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海外ノマドの意外な事実
もちろん個人差がありますが、多くの海外ノマドたちから共感してもらえる3つだと思います。
あまり観光はしない
私はあまり観光をしません。
観光するとしても午前中は仕事をして、午後から観光地へ行き、夜には仕事をしていたりします。
場所によっては1日使って観光することはありますが、ごくごく稀ですね。
そもそも私が旅をしている理由は観光するためでは、その土地に根付いた生活を楽しみたいから。
いろんな場所に行くことも好きですが、それよりも"住む"のが好きなのです。
きっとこのことに共感してくださる現役ノマドの人は多いはず。
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自炊しない
「え、外食ばかりしてるの?お金持ちだね〜」
そんなことありません。
例えば、私の時給が5,000円だとします。
そんな私が1時間かけて夕食を作ったら、その夕食に5,000円をかけたことになりますよね。
500円払って10分で食事を済ませて仕事をした方が費用対効果が高いのです。いたって合理的です。
東南アジアにいると自炊はしません。
なぜなら外食しても300円ほどでお腹いっぱいになるから。
ジョージアの場合、個室でキッチンがしっかりしていたら自炊します。
それはジョージアでは東南アジアと違って「食べたい!」と思ったものが外食では手に入らないから。
ストレスがかかると仕事に支障が出るので、自炊と外食のバランスをうまく取っています。
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これで3ドル👏
英語はあまり使わない
「英語できないから海外生活なんてできないよ…」
結論、英語が使えなくても海外で生活できます。
もちろん英語が使えたら、より良いサービスを受けることができたり、間違った買い物をしなくて済みます。
しかし、わからないことがあればスマホで検索すればいいだけです。
そもそも仕事をしながら海外で生活をしている人は、英語を使う機会はありません。
日常生活で利用するコンビニやスーパーも商品をレジに通すだけなので、会話が盛り上がることはないのです。
断言します。英語が使えないことをコンプレックスに海外へ出ることを拒否している人は人生を損しています。
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チャットコミュニケーションはGoogle翻訳を使えば何とでもなる
海外ノマドについてもっと知りたい方へ
ここまで読んでくださって、さらに海外ノマドの実態を知りたいという方へ朗報です。
なんと海外ノマドに特化した本が2023年2月12日に発売されました!
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著者はTABIPPO創業者の1人、現在は『株式会社スラッシュワーカーズ』の代表であり、海外体験プログラム『ノマドニア』の共同創業者の1人であるルイス前田さん。
じつは、私も本の中で登場します。
海外ノマドをする上でのお金の話を赤裸々にしているので、よかったら探してみてください。
海外ノマド56人によって共同で制作された本なので、これから海外ノマドを目指している人にとっては、バイブル的な1冊に仕上がっています。
良いことも泥臭いこともノマドのリアルが載ってるノマド本、お手元に1冊いかがでしょうか?
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