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創作ノートの使い分けのお話

わたしは文具沼の住民なので、ノートは数え切れないほど所有しています。
そもそも紙は不可算名詞ですからね、なんて。笑。

手帳的な用途のものだけでサイズ違いが四つあります。
しかも、なんとなく、仕事の予定を手帳に残したくないというのがありまして。週間レフト式の手帳にさらに週間スケジュールの付箋を貼って使っているという。ここで手帳を分けるという考えはわたしの場合はないのですね(仕事とプライベートで分けてるよという方もいらっしゃるかと思います)。
仕事用には仕事用の雑記帳を用意しています。が、あまり使いません。
……ここまで書いてきて思ったのですが、ノートや手帳って何を以て一冊とするのでしょう。
これは一冊なのでしょうか?

自作の革製バインダー

複合的なノートとして一冊と数えることもできそうです。
因みに革製のバインダーは手作りで、手持ちの端布であと三冊ほど作れます。
たまに組み替えたり、束ねるのを止めたりもします。当初はスクラップブックも一緒に挟んでいたのですが、ドライフラワーなども綴じてしまうため、ぶ厚くなり過ぎて持ち運びはあきらめました。
(上には上がいるもので、ノートが完全に円柱と化して表紙と中身という区別がなくなってしまったノートを見たことがあります。達人ですね)

ノートって新しいページに行けばそれはもう別の一冊といって過言ではない気がします。
そう思えるようになって初めて、一冊のノートを使い続けることができるようになりました。
わたしは基本的に一つの用途につき一冊のノートを用意します(雑記帳は雑記という一つの用途です)。
いろんなテクニックを覚えるのも重要と気づいたので、最近はいろんな人のノートを画像検索しています。
例えば後から別のノートに「転記する」ことなどがあります。それから、意外と重要なのがコラージュ。修正テープで消して書き直すのはコラージュの一種だと思えるようになって、気持ちが楽になりました。

最近毎日使っている二冊を紹介したいと思います。
一つは、小説やエッセイのお題を考えるためのノート。

ネタ出しのノート

これは使い始めた頃は小説とエッセイで記入する場所を分けていたのですが、そのうちどちらとも言えないものも出てきたりして、分けるのを止めてしまいました。また、初めは別の紙に書いてからこのノートに清書していたのですが、これもだんだんぶっつけ本番で書くようになりました。
自己検閲を通っていない生のアイデアを残した方が役に立つかな、という気がしたので。

もう一つは、詩を書くためのノートです。

詩を書くノート

一時期、使い捨てる紙に書いていたのですが、推敲の痕跡も含めて保存してしまおうと思ってまたノートに書くようになりました。
モチーフはしばしばくり返し現れ、変奏されていくので日付を残しておくと後々面白いかなと思っています。

その他、長編を書く時には一冊のノートを新たに用意してプロットやいろんな設定を書いたりしているのですが、小説とエッセイのお題を分けることを止めたように、これも一つのノートに書いていくべきか、ちょっと悩んでいます。
一旦リセットするという意味でノートを分けているのですが、一冊にまとめてしまうことで出てくるアイデアもある気がするので悩ましいです。笑。

因みにヘッダー画像にあるこくごノートはペン字の練習に使っています。ノートの字があれだとあ゛~~っ!となるので。笑。

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