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太陽に恵まれた2022年 - 1年のふりかえり

(写真 - 11月、運転免許の試験帰りに見た太陽が沈みゆく空。)

タイトルは今年のボジョレー・ヌーヴォーのコピーより。2022年はここ数年で最も刺激的な1年だったので、褒め上手なワインのアイディアを拝借した。

仕事 - Developer AdvocateからSoftware Engineerへ

9月末にアメリカへ移ってから開発職に戻り、約2年半のDeveloper Advocate(以下、DA)生活がいったん終わりを迎えた。
DA時代は業務でも人前に出ることが増えたため新たな出会いも多く、接点のなかったコミュニティやカンファレンスにも参加できて面白かった。DevOpsやDevSecOpsについての発信を繰り返すうちに、現場にいた頃の自分や当時のチームをより客観的に見ることができるようになったのは収穫として大きい。インプットの質や効率も多少上がった気がする。

一方で、毎日ものづくりをしていた頃が遠い過去になるにつれて現場の感覚がなくなっていくのを感じ、またチームで働くことが恋しくなったのもあってエンジニアに戻ると決めた。
現在はPyrsiaというOSSプロジェクトに携わっており、チームで開発をしながらもDAのような活動が求められる立場にいる。真面目にやっていけば(サボり魔の自分にはこの前提が難しいわけだけど…)、これまでの経験を融合してまた成長できる気がする。

ちなみに、ひとつDAについて後悔というか「思ってたんと違う!!」と感じる点がコロナの存在。DAになったら海外も含めたくさん旅をして色々なカンファレンスで輪を広げるぞと意気込んでいたのに、2020年3月、まさにコロナ禍の入り口というタイミングで入社しため、ほとんどの活動がオンラインイベントになってしまった。非常に残念で、正直なところ不完全燃焼に終わったと言える。来年以降取り返していくぞ。

生活 - 京都からアメリカへ

渡米前はコロナで出社が不要になったことをきっかけに人生2度目の京都暮らしをしており、たくさんのお店を開拓して美味しい日々を過ごした。サイゼリヤやマクド(京都関係ない)にもいっぱい行ったし、京、静華さん、みくりさん、さえ㐂さんといったお気に入りもできた。
普段使いでいうとビア小町さんには週一、スタンドうみねこさんには月一で通ってお世話になった。

アメリカ関連の記事は小出しにしているのでさほど詳しく書かないが、来年も転勤の記録シリーズやら日々の発見やら積極的に出していきたい。

引っ越して3ヶ月経った今、少しずつ生活には慣れてきているし、英語も確実に伸びた。ここまでストレートに自分の英語を良く評価したのは生まれて初めてかもしれない。まっっっだまだコミュニケーションで困ることばかりでしんどいものの、さすがにこれまでの人生では経験したことのない成長を感じる。英語だけで言うと、学生時代にノルウェーで過ごした10ヶ月を既に超えてしまったかもしれん…笑。

趣味 - インプットからアウトプットへ

こうしてnoteを書いたり、YouTubeでVlogを出したり、音楽を演奏したり、何かを発信するのが楽しくて仕方ない1年でもあった。

きっかけは2つ、やはりアメリカに来たこと、そしてOfficial髭男dismを好きになったこと。

1つ目について、新生活の様子をnoteやYouTubeに出したいというのは自然だけど、それに加えて自分の時間が増えたのも大きい。多ければ週7で飲んでいた日本と異なり、こちらは飲み会が全然ない…。まだお友達が少ないというのもあるかもしれないが、会社の皆も基本夕方くらいに直帰して家族と過ごしているみたい。
友達に会うことが大好きで、以前は無理してでも色々なところに出かけたかったのに、終業後や週末がゆったりした今の暮らしもすごく気に入っている。

2つ目、2年ほど前から髭男の音楽をよく聴くようになった。そして、コロナ禍で暇だなーとかいってボイトレの習い事を始めた。これらが合わさり、どうしても藤原さんの生歌を聴いてみたくなり前回のEditorialツアーからライブへ行き始めた。

そんな中、松江公演でとある素敵な出会いがあったことをきっかけにパーカッショニストのぬましょうさんのサロンに入った。これが本当に本当に人生をよりわくわくさせてくれる選択だった。日々、ぬましょうさんのレッスン動画で勉強したり、仲間と一緒に音源を作ったり、今はこれらサロンの活動を生き甲斐にしている。鉄ぐらいは熱しやすく冷めやすい性格だったのに、飽きることなく取り組めていて、楽しすぎる。

今、挑戦していることは

  • 歌: 1番楽しいなぁ。ボイトレの先生も大好き

  • ギター: 大学生のときやってみたけど全然上手くならなくて…でも髭男の大ちゃんを生で見たら輝きすぎていて、再び頑張ろうとしている

  • ピアノ: 周りにピアノ弾ける方がいっぱいいて、羨ましくなったのでアメリカ来てから買ってしまった。幼少期に触ったけどすべて忘却しており泣きそう

  • タンバリンとシェイカー: ぬましょうさんの教え子なので…!

  • DAW(DTM): サロンで皆触ってたから私も覚えようと取り組み始めて半年ちょっと。こんな世界があったのかと。面白い。あとソフトウェアエンジニアとしてはこれが1番とっつきやすいかな?

と欲張りセットになってしまっているが、ちょっとずつ出来ることが増えているかな。

12月には1年の総括として、どんなクオリティでもいいから1曲コピーしてみることを目標に音源づくりもやってみた。Logicの中での楽器選び、音作り、そして音のバランスをどうしたらいいかがさっぱり分からなかったけど、来年の学習目標にする。

なお、サロンでぬましょうさんに聴いていただいたところ、ありがたいフィードバックもいただけたし、同世代(というか同い年!これは謎の自慢😂笑)ゆえに懐かしさを共有できたのも嬉しかった。

これまでずーっと大した趣味のない人生を送ってきたにもかかわらず、この年になって熱中できるものが見つかって嬉しい。
最近は、あわよくば今の仕事をいかしていつか音楽に関われないかなとか、いつかアメリカで音楽系の学校に行ってみようかなとか考えたりする。
web系のソフトウェアエンジニアリングに関する仕事はどのくらいあるのか分からないけど、髭男やその関係者の皆さんを追ううちに、音楽業界にもたくさんの職種があるということに改めて気付かされた(当たり前だけどね)。なので、どこかにはチャンスがあるかもしれないし、何か目指すものがあると努力する気も起きるので、夢を見て生きていく。

無気力からやる気まんまんへ

2021年の夏にこんな記事を書いていた。2年弱メンタルの調子が悪かったのを抜け出して、この頃から復活し始めたという話。
2022年は色々な運、縁に恵まれたおかげでますます元気になったし、あれもこれもやりたい状態が続いているのはラッキーなことだ。来年も楽しく過ごせるよう、適度に頑張りながら健康を大事にする。

来年新たにやりたいこと

  • 技術的なアウトプットを増やす: まずははてなブログの更新頻度を上げるところからやって、登壇も何度かしたい。今年はアメリカ生活の発信ばっかりだったので!

  • 音楽に関するプログラミングに取り組む: サロンの活動をしていて作ってみたいものが出来たのでやってみる

  • 英語の自習をする: 実は英語の勉強を何年もしていない。今は仕事や日常会話の中で身につけられる分しかプラスがないので、それ以外の時間も英語に割きたい。特に語彙を何とかしないと、ずっと子供みたいな英語を話し続けることになってしまう

  • アメリカに長く住むためのプロセスを進めるべく色々頑張る: 今持っているビザは数年で期限が来るのでね、さすがにもう少しいたい

  • たくさん運転する: 免許を今取ろうとしているわけだけど、上手くいったらいっぱい乗って早く慣れよう

濃すぎる1年だったけど、その割にはあっさりした記事になった気もする。
最後に、なんとなく決めたタイトルについて、「太陽」というキーワードが実は今年の自分にすごく合っているな。雨の少ない"Sunny"valeに拠点を移したし。私生活を実りあるものにしてくれた髭男の最新シングルにも「太陽」が登場するし。
2023年も充実した1年になりますように。普段お世話になっている皆さん、本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

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