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ソフトウェアエンジニアとしてアメリカに引っ越した④出国・入国

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随分間が空きましたが、続きをやっていきます。色々と準備を終えて、ついに引越し当日…。

家の引き渡し

もちろん日本国内で引っ越す時と同じです。ものを捨てるのが苦手な私は余った消耗品やまだ使えるものを実家に引き取ってもらい、管理会社に点検をしていただいた後、2年ちょっと過ごした京都の家とお別れしました。

最寄りのセブンイレブンに行くとこれが見られる土地

東山駅周辺、岡崎とか呼ばれる地域で過ごしましたが、スーパーが何もなくて辛すぎたり交通の便が悪かったりしたものの、毎日平安神宮の鳥居を眺めることができる立地は京都らしい土地だったなと懐かしいです。あとはビア小町さんというラインナップが好みどんぴしゃのビアバーが近くて素晴らしかったです。週一で通いました。

いざ、出発

「関空→ホノルル→マウイ→サンノゼ」という良いルートがあったため、当日は関空からハワイアン航空で飛びました。

JAL系列の最高にお財布に優しいZIPAIRも気になりましたが、当時は成田―LA便しかなかった(今はサンノゼ便があって最高)ため若干大変そうで避けました。

この記事に書いたとおり、私の両親に空港まで運んでもらったのと、夫の両親と義姉夫婦もお見送りに来てくれたため大勢で最後の時間を過ごすことができました。トラブルもなんとか回避し、チェックイン(このタイミングでワクチン接種を宣言する書面の提出あり)を済ませ、あとは別れを惜しみつつ待つのみに・・・

なったのですが、関空が全力工事をしていて廃墟のようでした。

これ、深夜・早朝の写真じゃないんです。人はほぼおらず、皆でおしゃべりをするカフェすらなく、唯一営業していたコワーキングスペースで過ごしました。

「頑張ってね」「体に気をつけてね」「次いつ会えるかねぇ」なんて話していたらあっという間に時は流れ、ゲートに入る時が来ました。母と一緒に泣いちゃって、出国してからも悲しかったですが、夫が無限にけろっとしていたのである意味助かったかもしれません。2人してこの世の終わりみたいな雰囲気で渡米しても仕方ないですしね。

素敵な言葉をくれた友達に感謝している

アメリカには行きたいけどとにかく家族や友達と気軽に会えなくなるのが嫌だった私、正直それは今でも変わりません。
ただ、私よりもはるかに前から海外で暮らしている友達が「行きの飛行機ではずっと泣いていたりするけどすぐ大丈夫になって楽しめる日が来るよ」といった連絡(本当はもうちょっと長いんだけど、書くのは要旨に留めます)をくれたのが印象的で、力になりました。いつもポジティブに海外生活を楽しんでそうな彼女もそうだったんだなぁとか、これから頑張らないとなぁとか色々考えさせられるメッセージでした。なお、本当にその通りの道を辿り、毎日大変ながらも楽しんでいますね。

入国

知人から「ビザ面接が終わったら次はイミグレの面談が待ってるね」「入国頑張ってね」などと言われたりもしていたのでビビっていましたが、入国は楽ちんでした。簡単なコミュニケーションの後、すぐビザにスタンプを押してもらえてついにアメリカ生活がスタート!!

なお、アメリカ入りが簡単だったことについては「ホノルルからだから楽だったんじゃないの?」「ハワイを選ぶなんてやり手だねぇ」というコメントも貰ったのですが、どうなんでしょう?色々質問攻めにあって入国が大変だった人もいるのかな?

せっかくなので、ホノルルで1泊して初めてのハワイを体験しました。飛行機でほぼ寝ていなかったので観光中に歩きながら寝たりもしたけど、景色は綺麗だしご飯も美味しいし、新生活は素敵な幕開けとなりました。
今後も日本に帰る際は時々ハワイチャンスが訪れるんだろうなと思うとわくわくします。ハワイアン航空はお値段もお手頃だし体験も普通に良かったし、いいチョイスでした。

カリフォルニア・サンノゼへ

翌日、マウイを経由する便でサンノゼ入りしました。ここでは何の手続きもなく、あっさり空港の外へ出ることができました。
ちなみに初めてのサンノゼ空港は国際空港といえどとても小さかったです。規模が分かる動画が残っていたのでさっき上げました。

こうして振り返ってみても出入国は旅行と大差ないですね。そんなこんなで、本当に引っ越してきたのか実感が湧かないままホテルへと向かった記憶があります。

"App-based Rideshare"

ただ、アメリカだなぁという体験は早速しました。まずは空港を出たところの看板。UberやLyftの利用者が多いからでしょう、専用の乗り降りスポットがありました。

そして夕飯を買いに行ったスーパー!広い!置いてあるものが大きい!物価が高い!

冒険の始まりのようすを書いてみました。5ヶ月ほど経過した今、既にこの頃の新鮮な気持ちは忘れつつありましたが、家族と別れた時のことや友達からのメッセージを思い返してみると、まだまだやっていくぞという気持ちが湧いてきますね🔥
アメリカへの移住シリーズnoteはこれにていったんおしまいです。今後も単発で様々な経験・知見を書いていきますー!

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