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恐る恐る平成20年の梅酒を飲んでみた件

我が家には大きな梅の木があり、毎年6月になるとみんなで梅の実を収穫し、祖母が梅干しと梅酒を作るのが恒例行事でした。

祖母が亡くなってからはすっかりやらなくなってしまいましたが、先日古い食品庫を整理していたところ、忘れ形見の梅干しと梅酒が大量に発掘されました。

自家製の梅酒とか梅干しって一体どのくらい持つものなのでしょう???

ちなみに一番古いもので平成3年のものがありました。計算したらもう29年も前というから驚きです。平成の前半ってそんな昔だったのね!!

よく、江戸時代の梅干しが出てきたなんてTVでやっているから平成のものなら大丈夫なんじゃないの?と年配の母は強気の発言ですが、現代っ子の私からしたら(といっても昭和生まれですが)なんか怖い。

梅干しはすでに化石のようカラカラになって塩の結晶でキラキラしています。

梅酒もアルコールに浸かっているとはいえ、さすがに手作りで30年は危険な気がします。

そこで、まずは近い年代のものから勇気を出して試してみることにしました。

といっても一番最近が平成20年、今から12年前です。家にあるチョーヤの梅酒と比べても明らかに色が濃い。ブランデーみたいな色をしています。

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2020年じゃありません。平成20年です。

匂いをかいだら思いの外、豊潤ないい香りがします。氷を入れたグラスに慎重に注ぎます。

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ちょっぴり舐めたら、結構美味しい!

毒味したところこれは大丈夫かもしれないということで、意を決してソーダを注ぎます。

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梅酒は強めの炭酸でキリッと割るのが好きなのです

しゅわしゅわしゅわ〜とソーダの泡で梅酒の香りが立ちのぼります。これはチョーヤのパック入り梅酒より美味しいかもよ、と期待が高まります。

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梅酒というよりブランデーのような色ですね

あ〜、美味しそう。普段は家でお酒は飲みませんが、今日は日曜日だしみんなでおばあちゃんの平成の梅酒に乾〜杯っ!炭酸が喉で弾けて、梅酒のまろやかな味が広がります。グビグビグビ、ん〜、んまい!!

・・・・。あれから約4時間。

今のところ異常はありません。あえて言うならめっちゃ眠いくらいです。このまま何事もなく朝を迎えられれば、平成20年の梅酒はイケる!と力強く宣言できます。そしてここから1年ずつ遡って、どこまでいけるのか要チェケラですね。

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