見出し画像

三島由紀夫自決54年目の命日によせて 

天照大神とその光を覆う月の影

※写真は1994年うす雲越しのチリ日食 PENTAX125SD Hasselblad2000

最近の情勢を見て、三島由紀夫の憂いた実体の見えない何者かは、その正体を徐々に現してきているような気がします。 

三島由紀夫が危惧していたように、裕福で掴みどころのない国は、もう裕福でもなくなってしまいましたが、、。

これも最近感じてきたのですが、スモッグも晴れつつあるように思えてきました。

微かな光の中に次の世が動いているように見えます。

皆既日蝕から再び光を取り戻す太陽のように。


ダイアモンドリング
プロミネンスとこぼれ出す太陽






以下※三五館 濱田政彦“神々の軍隊”三島由紀夫あるいは国際金融資本の闇 
第一章 我モトヨリ生還ヲ期セズ 砕け散った天の岩戸より 
引用です。

スモッグ越しに、戦後の焼け野原から一転、いまや富の象徴となった都心のビル群が、かすんで見える。 
そう、まさにこの“かすんで見える”というところに、今の日本が集約されていた。

三島は、この決して完全には視野を遮ろうとはしないスモッグの、なんとも言いようのない“あいまいさ”、“得体の知れなさ”に、“何者か”の影を見ていた。

“何者か”は戦後の日本を、いや、事によるといつの時代でも「日本」という国家を欺き、曇らせ続けてきたのだ。

そして日本を「日本」たらしめる最後の切り札である「天皇」を、都合のよいように操って人々にババを引かせてきたのだ。

そうだ!“連中”は国の体をむしばみ、国土を照らす太陽を遮り続けてきたんだ!


※三五館 濱田政彦“神々の軍隊”三島由紀夫あるいは国際金融資本の闇 
第一章 我モトヨリ生還ヲ期セズ 砕け散った天の岩戸より 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?