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メンタル系書籍

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対人関係・マインド・メンタルヘルス
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記事一覧

メンタル関係の書籍🈞 その弐⑲

CASE17 私を生きがいにする母

両親と共に暮らす末っ子女性。父母は、特に会話らしい会話もせず、母からしたら唯一の味方である娘に、何かにつけ時間の共有を求めてくるとのこと。娘としても、ぞんざいに扱うことにためらいを感じ、むげに出来ないという本ケース。
本来、子供の成長に伴って、親が入り込むべきでない「子供の領域」ができるのだと。そして、子供の成長を支えるという事は、その「子供の領域」を尊重して

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑱

CASE16 オススメされて困る

本事例では、占いやスピリチュアル系など、満足が得られたものを強く勧められて困っているというエピソード。
ここでも、前CASEにみられる「お母さん病」的な、
「貴方のことを理解している」という意識の表れであると。
このケースは、「勧められたことをするかどうか」という目に見える結果がある分、よりシビアであると仰られております。
考え方として述べられているのは、

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑰

CASE15 他人のことに口出しをしたがる

上から目線でアドバイスしてくる友人に辟易している本ケース。
学生時代のお姉さん的な関係が続いているこのケースでは、
「お母さん病」「お姉さん病」という、女性にみられる性質が顕著に表れた友人への対処法が述べられています。
自分の領域と相手の領域の区別が曖昧になりやすいのは、
いつの時代も、社会から察することを求められてきた女性の性からくるものだと感じます

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑯

CASE14 恋愛観が合わない

女子同士の話で一番盛り上がるのが恋バナ。
しかし一方で、関係に対して辛辣な提案をしてきたり、
よく話すとノロケと受け取られかねないとの悩み。

考え方としては、恋バナはお祭りのようなものと捉えるのだと。

整理|整頓 女子の人間関係/水島広子
サンクチュアリ出版

メンタル関係の書籍🈞 その弐⑮

CASE13 悩みやグチを言われるのが苦手

相手からの悩み相談に安易なアドバイスは逆効果であると。
これは、男女ともに言えることで、相手は問題解決のためにあなたに救いを求めている訳ではないのだと。
本当のところ、自分の状況を分かってくれて、共感してくれるだけで満足なのであると感じます。
「女」度の高い女性はさらに、
悩みを打ち明け合うことによって繋がろうとする。
そして、「敵」「味方」をはっきり

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑭

CASE12 転職先の女子グループの輪に入れない

転職先に既に出来上がっているグループの存在。
そこに、自分の居場所を作れるか悩んでいる本ケース。
事を性急にさせるのではなく、ある程度の時間とプロセスを経て、
自分の居場所が出来るという心構えが大事なのだと。

整理|整頓 女子の人間関係/水島広子
サンクチュアリ出版

メンタル関係の書籍🈞 その弐⑬

CASE10 ママ友で仲間はずれに

10人程度の集まりになるママ友会。最近では、その内の6人程度での集まりが多くなり、呼ばれなくなっていくことに不安感を覚えているという本ケース。
ここでも、「社会的な仕事」と割り切って付き合うよう述べられています。
「選ばれなかった」という事にフォーカスするのではなく、「選ばれた」6人は、その中でも気の合うもの同士になり得ただけ。
自分も私的領域の中で、気の合う

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑫

CHAPTER4 ママ友、社宅…
「社会的な仕事」としての「女」との関わり方

本チャプターでは、夫の職場関係による婦人同士の付き合いや、子供が通う幼稚園が同じために繋がった等、私的な領域を超えた関係性の中で、どの様に「女」と向き合っていけば良いのかを述べられた章になっています。

CASE9 子供のために合わないママと仲良くしなければならない

子供の幼稚園が同じママ友から、毎日ランチに誘われる

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑪

CASE8 ミスを指摘したら悪口を言いふらされる

同僚の手違いの指摘をした直後から、あることないこと言いふらされ、困っているという本ケース。
「女」は癒されていない心なので、その行為は人格否定とも取られかねない致命傷になり得るのだと。

整理|整頓 女子の人間関係/水島広子
サンクチュアリ出版

メンタル関係の書籍🈞 その弐⑩

CASE7 いない人の悪口大会

相談者は、ママ友などの集まりの場で、その場にいない人の悪口の言い合いに辟易しているという。
その内容は、服装や変わった癖などについての取るに足らない事柄とのこと。
聞いていてもイライラするし、自分が居ない場では、今度は自分が標的になっているのではと疑心暗鬼に陥っている様子。
これも「女」のパターンの一例で、群れの中での敵味方の判別や、安全な立場からの敵への批判なの

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑨

CHAPTER3 「敵」「味方」を作りたがる「女」との関わり方
CASE6 仲の良い上司の板挟み、派閥

直属の男性上司以外にも、2人の対立する女性上司と接していかなければならない事例。
女性上司の一方からお茶やランチに誘われることが度々あり、それが元で「敵の味方は敵」となる事への懸念を解消するためのポイントが述べられております。
全般的に「女」に対して何かを断る際には注意が必要であると。
「女」

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑧

CASE5 友人の結婚が喜べない

勤め先も同業種で、何でも話せる中の良い友人が、「申し分のない男性」と結婚をしたことを契機に、友人に対して快くない思いがめばえてきてしまったという本ケース。
ここでも、「選ばれる性」としての「女」が、自分を不安定にさせている模様であるという印象。
そして、置いてけぼりになってしまった自分への対処法が後述されております。
相手は相手で、「申し分のない男性に選ばれた」

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑦

CASE4 ほめられたとき、どう返せばいい?

本ケース、女子同士で褒め合う際の反応について述べられたトピック。
「女」は相手を褒めることによって、その反応から「傲慢さ」や「勘違い度」を調べる確認作業をしているのだと。

そのような際の対処法として述べられているのが、
自分に対して言ってくれた言葉に感謝し、お礼を言うというもの。
褒めた事の評価軸から抜け出し、
その本心はどうあれ、相手の自分に対す

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メンタル関係の書籍🈞 その弐⑥

CASE3 大切にされたい

仲の良い友達同士ではあるが、他の友人との接触に過敏に反応してくる親友との間に起こる事例となっている本ケース。
話の内容や関係性を気にして、こちらの領域を詮索してくる言動への対処法が述べられています。
自分が誰よりも一番でありたいという「選ばれる性」としての渇望が、「女」度を上げ、親友への必要以上な干渉に繋がるのだという印象を持ちます。
こういった対処法として、ここまで

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