メンタル関係の書籍🈞 その弐⑲

CASE17 私を生きがいにする母

両親と共に暮らす末っ子女性。父母は、特に会話らしい会話もせず、母からしたら唯一の味方である娘に、何かにつけ時間の共有を求めてくるとのこと。娘としても、ぞんざいに扱うことにためらいを感じ、むげに出来ないという本ケース。
本来、子供の成長に伴って、親が入り込むべきでない「子供の領域」ができるのだと。そして、子供の成長を支えるという事は、その「子供の領域」を尊重してあげるという事だと仰られております。
その上で、述べられているのは

生きていく上では、私たちは多くの変化を乗り越える必要があります。
子供が自立して親元を離れるというのもその一つです。
それは、寂しいけれども、子供がうまく育っている証拠でもある変化です。
その変化をいつまでも認めないと、お母さんの人生が、空虚なまま停滞してしまいます。
「自分を頼りにしている子ども」がいつまでもいるようなつもりになって、
本当に現在の自分にとって必要な人間関係や活動を築かなくなってしまうからです。
お母さんの今後を本気で考えるのであれば、「もう私はお母さんから自立している」ということをきちんと知らせてあげる方が親切なのです。

整理|整頓 女子の人間関係/水島広子


整理|整頓 女子の人間関係/水島広子
サンクチュアリ出版

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