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マイノリティーに対して抱く無意識の上下関係

こんにちは。
株式会社Kanatta代表取締役社長の井口恵です。

今日はYahoo!ニュースにも載っていたこちらの記事がきっかけで、色々考えさせられました。

女子サッカー選手の下山田志帆さんのインタビュー記事です。

下山田さんといえば、2年前のこちらのツイートが有名です。


「女子サッカー選手やってます。そして、彼女がいます。」


このストレートがカミングアウトが当時話題になりました。
そして、カミングアウトするために大学の先輩に書いてもらったというnoteの記事は、今でも多くの方に読まれ続けているそうです。

先程の記事は2年前のこちらのカミングアウト記事を書いたライターの方が改めて下山田さんと対談しているものです。

この2年間で、ジェンダーやLGBTQについての日本での理解はかなり進んだように思いますが、同性婚が認められていないという点一つをとっても、まだまだ改善点があるなと感じました。

ちなみに記事のタイトルにある「パートナー婚」とは、法律婚ではなく、民間企業が発行しているパートナーシップ証明書のこと。

恥ずかしながらこのようなサービスがあることについて初めて知りました。

そして、早く普通に同性婚が認められる社会になるといいなと思ったのと同時に、個人的にはあまり法律婚に興味がないので、同性婚以外もこのサービスを使えるようになったらいいなと思いました。

ちなみに、下山田さんのパートナーとの出来事についてご自身で書かれているこちらのnoteもめちゃくちゃ考えさせられました。

私が特に印象に残ったのは、こちらの言葉。

マイノリティに分類される人たちは「配慮しなくてはいけない」「かわいそうな人」と無意識に下に置かれてしまいがちだ。自分と同じ幸せを感じられない=かわいそう。無意識にそんな上下関係が生み出されてしまっている。

本当にその通りだと思います。

私もLGBTQと聞くと、どこか生きづらいだろうなと勝手に思ってしまっていた気がしますが、そう思うことが一番の差別だと気付かされました。

ジェンダーの問題をはじめとして、本当の意味で差別のない社会をつくるには、自分たちが無意識に生み出してしまっている上下関係を取っ払うことからがスタートかもしれないと気づいた一日でした。

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