春学期の活動 - 輪読編 -
こんにちは!6期生の鈴木です。
井口ゼミに入ゼミした3年生は、早速春学期から様々な活動に取り組みます。その中でも、今回は"輪読"という活動について紹介したいと思います!
■そもそも輪読って何?
井口ゼミの他にも、多くの研究会では初期の活動として輪読を行います。では、そもそも"輪読"とは一体何なのでしょうか?
こちらのサイトによると、「同じ本を複数人で読んでいき、感想の話し合いをすること」だそうです。その通りに、井口ゼミでは、同じ本を複数人で読んでいきますが、さらにその行動を深めていきます。次に、井口ゼミにおける輪読について説明します!
■井口ゼミにおける輪読
井口ゼミにおける輪読では、課題本の担当箇所を各メンバーで振り分け、それぞれが内容を要約・発表し、メンバーで議論をしていきます。その活動を繰り返すことで、国際経営・グローバルイノベーションへの理解を深めていきます。
まずは、輪読本の決定から。井口ゼミでは、輪読本は毎年変わります。(最初の1冊目は同じだったかもしれません。また、先輩たちが扱ったものと被ってる本もいくつかありますが。)井口教授が様々な文献や本を提案してくれるので、そこから決定します。自分がメンバーと輪読したい本があるのであれば、井口教授と相談して承諾を得ることができれば、それを輪読本とすることもできます!
輪読本が決定したら、次はメンバーで担当箇所決め。6期生は、ゼミ長結城のもと、早い者勝ちで大抵は決めていました!(笑)(やりたい箇所がある人は、積極的にそこを担当していました。)
担当箇所が決まったら、各自スケジュールに間に合うように、メンターとも相談しながら、プレゼンの準備をしていきます。プレゼン担当者以外は、本ゼミまでに、そこで議論する箇所のサマリーを当日までに作成し、提出します。
そしていざ本番!プレゼン担当者は、準備してきたことを発揮してプレゼンに臨みます。プレゼン担当者のもう1つの役割として、ディスカッションテーマの設定があります。各担当箇所をベースに、時事問題やニュースから着想を得て、メンバーと議論するディスカッションテーマを設定します。担当者は、前日までにメンバーにディスカッションテーマを共有し、メンバーはそこに向けて各自準備をします。
ディスカッションでは、各自準備してきたことを元に、班に分かれて、議論をします。議論が終わったら、各班は回答を全員に共有し、さらに班をまたいで質疑応答を繰り返します。ひと段落したら、プレゼン担当者が、自分なりの回答を共有します。
井口ゼミでの輪読は、簡単にまとめると、以下のようになります!
①課題本の熟読
②課題本に無い+αの情報も用意してプレゼン準備
③ディスカッションテーマの作成
④輪読発表(本番)
■6期生が行なった輪読本たち
6期生は、以下の文献を輪読しました!
■輪読で得られること
ここからは個人的な感想。僕が輪読で得られたことは、以下のようなことでした!
①国際経営論の基礎知識
②パワポ作成能力
③ディスカッションに対する耐性
3年生になって専攻に入るからといって、いきなり専攻研究を始められるほどの素養は持ち合わせていません。三田論などのアウトプットを行う秋学期に向けて、輪読で①基礎知識を得ます。自身としては、みんなと比べて真面目に輪読に取り組めていない方だったので、三田論やビジコンといった場面での議論に追いつけないことが多々ありました。真面目に取り組んでいた人たちは、その素養を元に議論の活発化や、アイデア発案といった貢献をしていましたね。ですので、入ゼミする7期生の方は、しっかりと輪読に取り組んでくださいね(笑)。
あと得られたものとしては、 ②パワポ作成能力。企業分析にもつながるのですが、今まで自分が思っていたプレゼン資料の概念が覆りました!(笑)我々6期生は、メンターに指示を乞いながら、プレゼン資料を作成していったので、格段にパワポ作成能力が上がりました。先輩曰く、このおかげで、一般企業に入社してパワポに苦戦することはまず無いんだとか(笑)。
また、③ディスカッションに対する耐性についても、井口ゼミではディスカッションをたくさんするので、就活におけるグループディスカッションだったり、アルバイトでの会議、面接といった場面に対する耐性が自然とつきます。そういった場面で緊張しちゃって本領が発揮できない、、、といった方でも、井口ゼミで練習し、力をつけることができるので、自信を持つことができるでしょう!
以上より、僕からの輪読の紹介を終わりたいと思います!井口ゼミでは、Instagram・Twitterで随時情報を発信しているので、そちらのチェックもお願いします!