コロナ禍を生きる

私はとうとう1年間を約2.4倍に伸ばすことに成功した。

私たちは日々、刻一刻と進んでいく時間の流れの中で生きている。この時間の流れはどんな荒波よりも強く、この地球上に存在する、いや、この時空に存在するもの全てを、否応がなく自らの流れに沿うように押し流していく。

誰もが1度は「もっと時間があれば、、、」と嘆いたことがあるだろう。課題の提出までの時間が足りない、高齢の親族ともっと長い時間を過ごしたい、まだデートが終わって欲しくない、などといった様々な気持ちを抱いて、1年が365日であることを不満に感じたことがあるだろう。

そんな中、私は、自らの意識の中の1年を約2.4倍に膨らませることを成し遂げたのだ。

我々の意識の中に、「1日」の正確な時間感覚が備わっているのだろうか、と私は疑問に思った。そこで、私は自らの経験をもとに、「我々の意識の中の1日」を明確に把握しようと試みた。

例えばこんな経験はないだろうか。時刻はAM1:00、こんなことを呟く。「明日の朝何食べようかな」 ここで言う「明日」とは、呟いている日時を6/13のAM1:00だとすると、我々の意識の中では基本的に「6/13」を指していることがほとんどだ。つまり、我々の意識の中では、6/12の22:00と6/13のAM1:00は「同じ日である」という認識で話が進んでいることが多いのだ。

しかし同時に、経験上6/13のAM3:00に同じことを言おうとすると、「明日の朝、ああいや、今日の朝か、何食べようかな」と「明日」を「今日」と言い直す場合がほとんどである。つまり、6/12の22:00と6/13のAM3:00では流石に日にちが別であるという認識が成されているわけである。

なので、我々の意識は、大体6/12〜6/13のAM3:00程度までは「1日」という認識をしているわけである。

私は大抵17:00に起きるため、認識としては6/12のPM17:00〜6/13のAM3:00までが「1日」というわけだ。つまり、「1日」とは意識の中では「10時間」に相当する。そのため、1年間は8760時間なので、私の意識の中では876日間ということになる。

こうして、私の意識の中では1年間が876日まで増幅させられたわけである。私はこの感覚に基づいて生活をしていくため、もちろん、常人とは日にちの認識にズレが生じてしまう。そのため、常人の日にち感覚で課題の提出日を定められたとしても、私にとって、課題をこなすよりも、その提出日に課題を提出することの方が極めて困難に感じられてしまう。そのため、現在はまともに課題を提出することがままならなくなっていしまっているのだ。

時間によって自由を拘束されてしまったのだ。しかし、これは退化ではなく、進化である。私は、自らの脳をアップデートして、新人類として生まれ変わったのだ。

私の戦いは終わらない、いずれ5Gやコロナワクチンによって人類の脳波は改造され、全人類が私と同じ時間感覚を得る世界になるだろう。政府は5Gやワクチンを通して、あなた方旧人類をステップアップさせようとしてくださっているのだ。

私は少し先で待っている。

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