【実験・中間報告】皮膚トラブルに糖質制限は効果があるのか#2〜掌蹠膿疱症〜
前回、掌蹠膿疱症に対する治療方針についての記事をUPし、その後1週間が経過。
さて、一体どうなったでしょうか。
(注意!この先、あまり見栄えのよくない私の手のひら画像が繰り返し投稿されます!)
糖質制限1年前
引っ越しから半年後、親指の付け根の皮が剥け始める。1年経ってようやく受診した皮膚科。処方されたステロイドを少しだけ塗ってみる。
親指の付け根からどんどん範囲が拡大!!
見た目ひどいけれど、全然痛くない。
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ステロイド中止2週間後
小指の下に新しくプツプツが出てくるようになった頃。
このまま手首まで拡がってしまうのか、というほどの拡大っぷり。もう自分の手には負えない。助けてーー!藤澤皮膚科!
この頃からビオチン療法開始。エキシマライトを当ててもらうようになる。
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さらに2ヶ月後
手のひらは少しずつ範囲が小さくなった。
そのかわり?左のこめかみ〜顎、首にかけての赤みとカサカサ出現。ひどくなる一方。
この日から糖質制限開始。
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さて具体的に糖質制限とはどうやればいいのか…
今回は、3食とも主食を控える
「スーパー糖質制限」
なるものを実験してみた。
やってみてお腹が空いたら主食を食べればいいか、くらいの軽い気持ちでやりたかったから。
・3食主食を控える
・1食あたりの糖質30〜40g内になるようなメニューにする
・糖質の高いサツマイモ、お芋などの穀物も控える
・同様にかぼちゃ、にんじんも少量のみ
・娘と食べていたおやつはナッツやチーズ、ロカボナッツチョコレートにしてみる
・アルコールも糖質ゼロ(1週間は糖質ゼロのノンアルコールビールにしてみた)
・糖質制限中はお肉魚乳製品、解禁(といっても厳密な玄米菜食主義ではないので、そのあたりは臨機応変に)
糖質制限1週間後
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引き続き糖質制限中
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あら、キレイ!!
そして顔も赤みは消えつつあり、少し痒みがあるかなー程度。
中間報告
・想像以上の改善傾向
・手のひらの皮むけ範囲が縮小
・掌蹠膿疱症特有の、膿疱が出る範囲が縮小
・手のひら、顔首ともに赤みがひいた(炎症がおさまった?)
・食後、眠くならない
・思ったほど苦痛ではない
・お肉、魚メインなので夫が大喜び
・夫の体重が1週間で3キロ減った
・数日分の献立を考えるので、計画的な買い物ができる上、無駄な買い物が減った(これが一番苦手だったのに、目的があるからできるようになった!)
糖質制限をやるまで、糖質って砂糖や甘いものだと思っていた。
お恥ずかしながら、食品の成分表なども見たこともなかった。
そして、甘いお菓子を食べるならおせんべいの方がいいと信じていた。
糖質=炭水化物-食物繊維
食物繊維はほとんどカサがないので
炭水化物=糖質と考えていいそう。
おせんべいの原料はお米だから、炭水化物表示がすでに1食分の30〜40gを超えるものもザラ…
こどものおやつだけで軽く2食分くらいいくのではないだろうか…
100gあたりの糖質量(g)
ご飯:36.8
玄米ごはん:34.2
食パン:44.4
コーンフレーク:81.2
うどん:20.8
パスタ:69.5
薄力粉:73.4
片栗粉:81.6
小豆:40.9
大豆:11.1
とうもろこし:13.8
かぼちゃ:17.1
れんこん:16.5
玉ねぎ:7.2
これに比べて
お肉、魚、チーズなどの乳製品は0〜2程度。
マクロビオティックと糖質制限が正反対と言われるところ…
マクロビオティックでは穀物、野菜の甘さを生かした料理が多い。
糖質制限ではその甘みのある食材を控え、かわりにお肉魚、乳製品を積極的に摂る。
自分の身体で試してみたところ、今の私の体調には、糖質制限が合っている様子。やはりパトリシオ先生が指摘したように、甘いもの摂り過ぎ。糖質過多だったんだろうな〜。
そういえば、マクロビオティック食ばかりだった頃、目頭が赤くなってカサついてることがあった。
それも糖質過多だったのか?体質的に、糖質の許容範囲が狭いのかも?母親糖尿病だったしなぁ。
もうしばらく続けて、この皮膚がどう変化していくか診ていきつつ、マクロビオティック、糖質制限、どちらのよさも活かせるレシピや調理法を考えていきたい。
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