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【売れるマーケ】わがままを聞くお店は愛される。
「十人十色」「一人十色」と言われる、
いまどきのお客さまの嗜好。
それを読み取り、
ずばり対応できるお店が勝ち残っていきます。
しかし、容易くはありません。
どれだけマーケティングを駆使しても、
長年の経験からくる直観を働かせても、
100%読み取ることはできません。
ならば、どうすれば……。
お客さま一人ひとりの要望に、
“できる限り”応えることができるような、
システムを作ること。
これが、ひとつの解決策となります。
例えば、百貨店・スーパーで見掛ける、
お弁当の「グラム売り」。
さまざまなおかずが並ぶ中から、
好きなものを好きなだけ取り、
トータルの重量で価格が決まります。
既存のお弁当メニューから選ぶより、
お客さまの嗜好にピッタリとハマります。
お客さま自身が選んでいることで、
不満もほとんどなくなります。
毎日利用しても、その日の気分で選択でき、
その時々で選ぶ楽しさもあります。
これほど、
自身のわがままを通せるお店は他にありません。
すなわち、満足度の非常に高いお店として、
評価されるのです。
お客さまの多様な要望のひとつひとつに
応えることはできません。
そこで、
考えられる要望に合わせた商品をいくつか用意し、
お客さまに選択してもらうのです。
例え、本当に欲しいものではなくとも、
“選択”という行為が、
自身の欲求を満たす“代わり”の役目を果たすのです。
もし、選んだ商品が自分に合わなくても、
「あのお店はダメだ」とはならず、
「今度は他のものにしょう」となるのです。
つまり、再来店率は高くなります。
フレンチ・イタリアンレストランの「プリフィックス」や
食べ放題のお店も同じですね。
このシステムは、飲食店に限らず活用できるはずです。
ひとつの商品の中で、選択肢を増やす。
量や大きさ、組み合わせの違い。
あるいは、お客さまの注文に合わせた
パッケージングなどが考えられます。
お客さまのわがままをもっと聞いてください。
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