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「消滅集落」「限界集落」に住むという選択。

田舎暮らしを始めようとする時、
もっとも時間の掛かる、重要なことが土地探しです。
どこに住むか。

当たり前のことなのですが、
快適に暮らしていけるかどうかは、
住む場所で決まるのです。

理想の場所や家を探すのはもちろんなのですが、
移住した人が一番悩む問題を
できれば避けたいところです。

それは、「人間関係」。
周辺に住む人とのつき合い方です。

都会と田舎では、まったく考え方が違います。

都会の常識は、田舎の非常識。

人種が違うのかと思うぐらいに、
物事の捉え方が違うのです。

この“ズレ”を修正しようとしてはいけません。
歩み寄りもありません。

田舎の人の言うことは、100%。
すべてを受け入れなければなりません。

自分を曲げることが嫌なら、
拒否することもできますが、
孤立を覚悟する必要があります。

孤立で済めば良いのですが、
いわゆる村八分になるかもしれません。

村八分は、無視されるだけではありません。
嫌がらせやいじめがあるのです。

普通の田舎暮らしを望むのなら、
郷に入れば郷に従え、です。

しかし、ひとつだけ方法があります。

人づきあいの煩わしさがなく、
干渉もされない場所に移住するのです。

「消滅集落」「限界集落」と呼ばれる場所です。

消滅集落とは、かつて人びとが住んでいたものの、
住人が姿を消し、家が放置されているところです。

こういう場所は、日本中に存在します。

人がいないので、自治会もありません。
放置された家は激安。

誰に気を使うこともなく、
自由気ままに生きることができます。

また、限界集落も選択肢に入れても良いと思います。

人が少なくなっているため、昔からの風習も廃れ、
祭りなどの行事に駆り出されることも
ほとんどありません。

無理なことを押しつけられることもありません。

人が少ないため、新しい住人は大切にしてもらえます。

村八分はあり得ません。

高齢者ばかりなので、
生活面でのお手伝いはしてあげなければいけませんが、
その分、感謝も大きくなります。

こちらからのお願いも聞き入れてもらえます。

人間関係が苦手で、
静かに健やかに暮らしていきたいと望むなら、
こうした集落をお奨めします。

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