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【無駄話】喫茶店と言えば、これですよね。えっ?

まずは、つかみのイントロを。
昔話です。

散歩中、我が家のアホ犬コロンが立ち止まったので、
後からキ○タマをつついてやろうとしたら、
突然ウ○コをし始めた。

あぶねぇ、あぶねぇ。

危うく、手のりウ○コになるところでした。

では、本編を。

今回は、いまはもう天国か地獄にいる親父と
私の思い出話をします。

私が小学生の頃。
日曜日の朝目覚めると、
親父がいないことがよくありました。

あっ、また行った。

日曜日の朝になると、
よく出掛ける場所があるんですYO!

何で、ラップやねん!

私は急いで着替えて、
親父のいる場所に駆けつけます。

そこは近所の喫茶店。

親父は、外のコーヒーを飲みたいだけです。
しかも、ひとり静かに。

ところが、私がやって来る。

私は、喫茶店で食べたいものがあるので、
おねだりするんです。

喫茶店と言えば……

さて、何でしょう?

ナポリタン? サンドイッチ? カレーライス?
あっ、子どもの頃ならパフェじゃない?

いえいえ。

じゃあ、クリームソーダ? レモンスカッシュ?

わからないと思います。

な、な、なんと、野菜サラダなんです。

渋っ! 地味っ!

レタスやキャベツ、きゅうりをメインに、
紫キャベツやピーマンの輪切り、ゆで玉子、トマト、
そしてホワイトアスパラガス。

ここに、ドレッシングとマヨネーズが掛かっています。

そうです。
私は野菜サラダにハマっていたんです。

飲み物は水だけで、ただただサラダを食べるんです。

どんな小学生やねん!

家では、こんな綺麗なサラダは出てきません。

母親は田舎出身だし、昔の人なんで、
お洒落とは縁遠いところにいましたから。

喫茶店のお洒落な野菜サラダは、小学生の私にとって、
眩しい都会的センスな大人の食べ物だったんでしょう。

住んでいたのは、結構都会だったけど。

特に、ホワイトアスパラは、ハイセンスの塊でした。

独特な風味に魅了されまくったんです。

それに、ピーマンを輪切りにするセンスの良さ。

紫キャベツをちょこっと散りばめる小粋さに、
単純な私は大興奮です。

親父と交わす言葉は、
親父「旨いか?」、私「うん!」。
これだけです。

話はしないけど、
そこには父と子の確かな繋がりがありました。

それからしばらくは、野菜サラダを食べ続けました。

そんな変わった小学生は、
こんなに立派な大人になりましたか?

聞くな!

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