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売れるマーケティング戦略

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2024年3月の記事一覧

【繁盛戦略読本】『お客さまの“声”から読み取る、人気旅館の秘密』

どうすれば、お客さまに喜んでいただけるのでしょう。答えは簡単!「心を込めたおもてなし」。本気で取り組めば、必ず繁盛します。とは言うものの、何から始めれば? お客さまの“声”を聞いてください。いままで気づかなかった、たくさんのヒントが隠されています。 ここで、ご紹介する「お客さまの声」は、実際に、日本全国の旅館・ホテル・ペンションに対して、寄せられたご感想です。感謝の言葉もあれば、冷静な観察もあります。この中に、「これから何をなすべきか」が、たくさん書かれています。じっくり

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【売れるマーケ】たったひとつの売り。

「お奨めは何ですか?」 「うちは、どれもお奨めです」 あなたもよくご存じのやりとりですよね。 こんなお店はダメだ、という例えでよくでてきます。 “お奨めはこれだ!” というものが無いお店は流行らないのです。 これは、疑いようのないことです。 しかし、お奨めが無いのに、 行列ができているお店があります。 それは、商品がひとつしか無いお店です。 主張はひとつ。“これだけ!” 埼玉県に、「わらじかつ丼」で有名なお店があります。 ラード100%で揚げたかつをタレに浸

商人魂(繁盛事例):源氏パイ、チョコバット、かにぱん……。「三立製菓」の元従業員が菓子店を開業した理由。

2019年4月。 東京のあるお菓子屋さんが閉店しました。 店頭には、「店主高齢の為……」と書かれた貼り紙が。 小堀チエさん、当時99歳。 「三立亀有」という名のお店です。 このお店のことをぜひ知っておいて欲しいので、 ご紹介します。 あなたは、「三立製菓」をご存知でしょうか。 その名を聞いて、どんな商品を作っている会社なのかが、 すぐに思い出せる人は少ないでしょう。 しかし、商品名を言うと、 誰もが確かに知っている会社です。 「カンパン」「源氏パイ」 「チョコ

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【繁盛戦略読本】お客さまがお店に惚れる。購入を決断する。『POPコピーの書き方・事例集』

□POPコピーを考える前に。 ■まずは、お客さまの生活を考える。 POPコピーを考えようとしている商品は、 お客さまにとって、どんな商品なのでしょう。 これを忘れている方がいます。 あなたが思い描いた商品イメージを、 お客さまに押しつけようとしていませんか。 大切なのは、お客さまから見た商品イメージです。 その商品を買うことによって得られる、 お客さまの生活なのです。 お客さまの生活の中で、 その商品はどんな役割を果たすのかを 考える必要があります。 理想の生活

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【売れるマーケ】大きな容れ物を用意しろ!

スーパーマーケットの買い物カゴは、 どうして、あの大きさなのでしょう。 たくさん買う時は良いのですが、 少ない時は結構ジャマですよね。 毎日のように来るお客さまには、 不要な大きさかもしれません。 もし、少ない買い物をされる方用に、 小さなカゴを用意したら、どうなるでしょうか。 持ちやすくなって、喜ばれる? そうかもしれませんね。 しかし、本当は お客さまの「心」を満たせなくなるのです。 人間の心理として、容れ物が大きいほど、 その中身を充実させたい、という思いに

商人魂(繁盛事例):元ホームレスが切り盛りする、50円おにぎり食堂。

人は悩み、人はさまざまな事情を抱えて、 時にはホームレスに身をやつすこともあります。 その迷宮から抜け出すことは容易ではなく、 何度も自分と戦い、傷だらけになりながら、 そこで力尽きてしまう人がたくさんいます。 しかし、中には奮起し、社会復帰を果たす人もいます。 愛知県名古屋市のある区役所の一角に、 おにぎりや惣菜を50円で販売するお店があります。 このお店の主も、 ホームレスから這い上がったひとりです。 学校卒業後、28歳まで会社勤めをしていましたが、 働きづめで

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【繁盛戦略読本】『真技・小さなお店の儲け方』

小さいからこそ、勝てる!儲かる! 『真技・小さなお店の儲け方』 はじめに。 うちみたいな小さな店は、 細々とやっていくしかないんだよ。 大型店が近くに来たら、 うちなんか、たちまち潰れちゃうよ。 こんな店は、俺の代で終わりだな。 こんなことを言う店主はたくさんいます。 なんて弱気なことを言っているのでしょうか。 そんな考え方をしているから、ダメなのです。 お店なんか、もうやめてしまいなさい。 やる気のないお店に、お客さまは来ません。 あなたは、こんなことを

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【売れるマーケ】お店に出さない商品。

あなたのお店には、“特別な商品”はありますか? 飛び抜けて高額なもの。 超高級品。 滅多なことでは手に入らないもの。 いわゆる付加価値の高い商品です。 あるとしたら、これらの商品は、 お店のどの位置に陳列していますか。 一番奥の手の届かないところ? ショーケースの中? いづれにしても、“特別な商品”は、 “特別な場所”に陳列していますよね。 でも、これらの商品は、滅多なことでは売れません。 お客さまは見ているものの、 自分が買うべきものではない、 と無意識に判断

商人魂(繁盛事例):注文を間違える沖縄料理店は、今日も大繁盛!

愛知県岡崎市にある沖縄料理店は、 別名「注文を間違える料理店」。 店員さんに料理名を告げても、メモに書き忘れたり、 ビールを出す時、ストローをつけて出したり、 お水を出すテーブルを忘れたりします。 しかし、お客さまは怒らず、何度も伝え、 時には自ら動いて、お手伝いします。 このお店のスタッフは、 ほとんどが認知症の高齢者なのです。 17年間介護に携わってきた店主が 「認知症の人が社会と繋がりながら、 頑張ることのできる場所を作りたい」 という願いから作ったお店です。

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【繁盛戦略読本】『めだちっ!なニューズレター』<アイデア集>

お客さまは、仲間&家族。 アイデア・ニューズレターで、ググッと接近! 想いを込めた手紙を書いてください。 会社・お店を永続させるために、もっとも大切なのは、「お客さまとの継続的な関係づくり」です。その方法のひとつに、ニューズレターがあります。ニューズレターとは、会社・お店に集まって来るお客さまと会社・お店側のコミュニケーション誌、会報のようなものです。あるいは、仲良し家族の家族新聞だと言っても良いかもしれません。 間違えないでいただきたいのは、「セールスレター」ではない

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【売れるマーケ】事例研究・生き残った米穀店。

今回は、ある米穀店の事例から、 繁盛戦略を探ってみます。 積極的かつきめ細かな販促策で、 売り上げを飛躍的に向上させています。 おぜき米穀店(仮称)は、 三代目店主を含む家族3人で切り盛りしています。 取扱商品は、米95%、灯油5%。 お米の販売先は、一般家庭30%、飲食店40%、 スーパー30%となっています。 お店の立地は悪く、店舗も古く、駐車場もありません。 経営状態も年々下降線。 そこへ、大手スーパーの進出が決まりました。 その大手スーパーに、お米の取り

商人魂(繁盛事例):お客さまが本音を漏らしてしまう、深夜営業の美容室。

草木も眠る丑三つ時。 それほど静まり返る深夜まで、 明かりを灯している美容室があります。 午後4時〜午前2時まで、夜限定で営業しています。 元々は、日中に営業する、ごく普通の美容室でした。 しかし、お客さまのある言葉がキッカケとなって、 深夜営業に切り替えることに。 「夜、閉まるのが早い!」。 夜に利用したいお客さまは多いのかもしれない、 と考えたのです。 美容室は、コンビニより多く存在し、競争も激しく、 経営面で厳しい状況に置かれています。 普通に営業してい

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