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売れるマーケティング戦略

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2022年11月の記事一覧

【売れるマーケ】ありふれた町中華が生き残る理由。

【売れるマーケ】ありふれた町中華が生き残る理由。

なぜ、このお店は潰れないのか?
と、誰もが不思議に思うお店はたくさんあります。

私が独身時代にたまに寄っていた
中華屋さんもそのひとつ。

外観には特徴も無く、汚くはないものの古ぼけた感じで、
“わざわざ”行くようなお店ではありません。

マズくはない程度で、特に美味しいわけでもなく、
一押しメニューも無し。変わったメニューも無し。

しかし、夜はお客さまが結構入っていて、
長年営業を続けていま

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【売れるマーケ】「高く売る技術」は京都に学べ。

【売れるマーケ】「高く売る技術」は京都に学べ。

居酒屋で酒の肴に「筑前煮」を頼むと、400円。

「京のおばんざい」のお店で、
「京野菜の炊いたん」を頼むと、1000円。

同じものを頼んでいるつもりでも、600円の違い。
これは、どういうことでしょう?

ひと言で言うと、“雰囲気”の違いです。

普通の大皿料理も「京のおばんざい」と言われると、
歴史ある伝統料理のように感じます。

母親が作るような筑前煮も、
「京野菜の炊いたん」となると、

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【売れるマーケ】心血を注ぐ。お金を注ぎ込む。

【売れるマーケ】心血を注ぐ。お金を注ぎ込む。

「お米マイスター」という資格があります。

「日本古来の優れたお米文化を見つめ直し、
 ごはん食を中心とした健康的な食生活と、
 “ごはん”の美味しさ、
 素晴らしさを多くの食卓にお届けする」

という使命を持った、お米の博士号とも言える資格です。

この資格を持ち、お客さまに美味しいお米を届けようと、
一生懸命になっているお米屋さんが繁盛しています。

とにかくお米が好きで、産地に出向き、農家

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【売れるマーケ】わがままを聞くお店は愛される。

【売れるマーケ】わがままを聞くお店は愛される。

「十人十色」「一人十色」と言われる、
いまどきのお客さまの嗜好。

それを読み取り、
ずばり対応できるお店が勝ち残っていきます。

しかし、容易くはありません。

どれだけマーケティングを駆使しても、
長年の経験からくる直観を働かせても、
100%読み取ることはできません。

ならば、どうすれば……。

お客さま一人ひとりの要望に、
“できる限り”応えることができるような、
システムを作ること。

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