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0112.白紙は描きやすい


今日、二件、劇場見学に伺った。

最初に行った劇場は小屋主さんがとても熱い方で、この厳しい情勢のなかでもしっかりと前を向いて色々な「新しいこと」に一緒に挑めるようにしているのだ、自分は人の心に火をつけちゃう放火魔なのだ、と笑っていた。

カッコイイなあ、と思った。

この情勢を機に今までのやり方からガラリと変えることを、「それでは意味がない」「本当にやりたいことではない」と言う人もいる。もちろんそれは間違いではない。

守るか攻めるかという二択ではなくて、なにをどうしたって今はどの道にも攻めなければ進めない。

私たちは、熱き眼の小屋主さんに背を押されたのもあり、一度ガラリと変えた攻めに方向を変えることにした。元の企画はほぼ白紙に戻った。消しゴムで消すより新しい紙を使った方が早いレベルの、白紙。

こわい、楽しみ、わくわく、やれんのか?
色んな声が自分の中から聞こえる。

でも、書くスペースが限られた既存の書類より、まっさらな紙の方がなんでも描ける。から。そう思って、ペンを手に取る。







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