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伊賀プロレス通信 note版

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伊賀プロレス通信のnote版、普段のHPの更新と違って思ったことを書きます
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2024年1月の記事一覧

伊賀プロレス大賞2023総括

今年の伊賀プロレス大賞2023の結果は御覧のような結果になった↓ 今年は高橋ヒロムがMVP、最優秀ジュニアの二冠となったが、ヒロムの場合は2023年度の月間MVPには1度も選ばれておらず、ベストバウトだけで3度選ばれていることから、いかに1年間フルに活動していたかをファンがしっかり見ていて、票に現れた形だったのかもしれない。 ベストバウトとベストシリーズ&イベント、ベストインパクトの3賞はNOAHだが、全て武藤敬司、グレート・ムタ絡み、2月で武藤は引退し、1月でムタは魔界

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ゴジラ-1.0級の破壊者

こういう記事を目にした。 昨年公開された「ゴジラ‐1.0」がアメリカアカデミー賞の視覚効果賞にノミネートされただけでなく、日本アカデミー賞でも数部門ノミネートされたというのだ。 ゴジラ映画は基本的に子供向けと扱われ、アカデミー賞などは無縁かと思われていたが、世界中に認められたことで、ゴジラ映画のスタータスが一気に上がってしまった。 自分も昨年公開初日に見に行ったが、これまで見てきたゴジラ映画の中で、自然と涙がこぼれた映画はなかった。 現在モノクロ版も公開されているとい

不発に終わったクーデター

中嶋勝彦が全日本プロレス内で起きたクーデター未遂を週刊プロレスのコラムにて暴露した。

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目先と将来

1月27日の八王子大会をもって全日本プロレスを去ることになった石川修司が退団を決意した理由を明かした。 石川「その後に短期間で何度も話をひっくり返されることが続いて…。意見が通らないのはいいんですよ。論破してくれれば納得するんですが、その説明がないのが一番悲しいです。 自分と諏訪魔さんが(女子プロ団体)エボリューションでやってきたことが理解されないまま、なぜアクトレスガールズを大会に組み込んでいるのか、一番理解できないですね。動画は「何でですか?」と聞いたのに、アンサーが

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ピンチを救えた者こそ、チャンスが来る。

新日本プロレスを退団することを発表したオカダ・カズチカが退団の真相を明かしたが、その際にこういう発言をした。  オカダ これからの新日本プロレスに一つだけ言えるのは、全然チャンスじゃないよっていう。僕がいなくなったから席が空いたとかじゃなくて、確実に言えるのはピンチだよって。次の世代が『よし、これはチャンスだ』と思うのは確実に間違いだと思うんです。このピンチを救えた者にチャンスが来るというか。 オカダが抜けたからってチャンスではない、ピンチを救えたものにチャンスが来る。こ

ブシロード体制の始まりから、オカダ・カズチカの時代は始まった

2012年1月31日、新日本プロレスがブシロードの傘下になったことが発表された。この時、自分はNOAH津大会を観戦するために三重県総合文化センターを訪れていたが、たまたま新聞記事を一緒に見ていたNOAHの仲田龍さんは「時代は大きく変わるよ」と話していた。

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オカダ・カズチカが選んだ一歩踏み出す勇気

新日本プロレスがオカダ・カズチカが1月末日をもって退団し、2月24日の北海きたえーる大会をもって新日本プロレスを去ることになった。 オカダは昨年末からWWEへ移籍が取り沙汰されており、その時点では、「これからも新日本プロレスで頑張りますよ」と打ち消してきた。 ファンとしても、これから棚橋弘至が社長兼務で一歩退く機会も多くなることから、オカダには棚橋に代わる新日本プロレスのエースになって欲しいことに期待していたと思う。 オカダの出した選択は一歩踏み出す勇気で、オカダは新日

白覆面の意味

中嶋勝彦がXにてこんな動画を投稿した。 白覆面をした男と、何やら会話しているが、白覆面の正体は”黒幕”と言われているサイモン・ケリー氏であることが明白だという。 東京スポーツやスポーツ報知などでサイモン・ケリー氏が、お家騒動が起きている全日本プロレスの黒幕とされている。サイモン氏は否定はしたが、元来出たがりな人物なことから、自分が黒幕とされるのなら、却ってそれを楽しもうとしているのかもしれない。 サイモン氏が被っている白覆面も、2000年5月5日、福岡ドームでアントニオ

引き抜きって何?

NOAHからリリースがあり、石川修司が2月15日のNOAH「LIMIT BREAK」後楽園大会に参戦することが発表された。 ところが中嶋勝彦が14日の後楽園ホール大会で「どうやら他社からの引き抜き、そしてクーデターが起ころうとしている。契約書もまだ出されていない選手がいるみたいだ。本当かどうかわからない。」と発言したことで、NOAHが石川を引き抜いたと疑惑が浮上していた。 そもそも”引き抜き”とは、他の企業から人材を自分の会社にスカウトすることだが、石川の場合は元旦から退

全日本プロレスという看板の行方

「じゃあ全日本はもういいか。かあちゃんが退くならオレも退かないといけない。オレは全日本の看板を持ったまま出て行くから、後は三沢プロレスでも小橋プロレスでも立ち上げたらいいかもしれないな」 生前、ジャイアント馬場さんが側近だった和田京平レフェリーに遺した言葉で、この頃の全日本プロレスは三沢革命を掲げて全日本プロレスを変えようとする三沢光晴が経理担当だった馬場元子夫人の退陣を要求していた。 馬場さんにしてみれば、じゃあ三沢が好きなようにやりたければやればいい、ただし全日本プロ

ブラックめんそーれまで退団、全日本プロレスには何が起きているのか…

14日に渕正信のデビュー50周年&70歳誕生日記念大会が行われ、暗い話題が続いた全日本プロレスは明るい雰囲気になるも、15日になるとブラックめんそーれも退団することが明らかになった。めんそーれはGAORA TV王座を保持していたが、当日は立花誠吾相手に防錆戦を行い、敗れて王座を明け渡していた。 実はセミファイナルで世界タッグ王座取りに失敗した中嶋勝彦が試合後のマイクアピールで「俺は外敵だ。外敵だが、俺がここに来たのは、最高の全日本プロレスだからだ。今全日本プロレス、そしてフ

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変革vs保守、重みvs発信の闘い

いよいよ明日、NOAH後楽園ホール大会のメインでGHCヘビー級選手権(王者)拳王vs(挑戦者)潮崎豪が行われる。 潮崎は1・2有明アリーナ大会でモハメド ヨネ、齋藤彰俊、小峠篤司、Hi69と共に新ユニット”TEAM NOAH"を結成したが、拳王に挑戦する際に潮崎の掛け声である「I am NOAH」をかけることになり、拳王が「潮崎の『I am NOAH』までなくなったら、TEAM NOAHはいきなり存在意義を失うだろ」と言い放った通り、結成していきなり潮崎は敢えて崖っぷちの戦

語れるプロレスって何?

今週発売の週刊プロレスを見て飯伏幸太vs丸藤正道戦の見出しは「語れるプロレス」になっていったが、後になって飯伏の暴走Xを見てみるだけでも「語れるプロレス」ね…と苦笑せざる得なかった。 飯伏vs丸藤は最初こそは伊賀プロの中では問題作としていて、ある意味語られていくだろうと思っていたが、飯伏のXでの暴走発言の連続のおかげで、問題作から”がっかり”作になってしまった。本来自分は週刊プロレスの記事は批判しないが、これを良い感じにして記事にするのは、記者も大変だったのではと思ってしま

付き合いきれないこと

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