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伊賀牛の「スネ肉」は煮込まず、『焼き肉』で美味しく食べることが出来ます。

1.「スネ肉」ってどこのお肉?

スーパーなどで見かける「スネ肉」は、そもそもどの当たりの部位なのか?
🔽下のイラストの足の付け根より下にあるお肉です。

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一般的に知られている「スネ肉」は、筋張っていて比較的硬めで噛みごたえのある部位で、『焼いて』食べるにはどうしても固く、一定の時間しっかり煮込むことで、柔らかく食べることができる、と言われています。

2.「スネ肉」は煮込み料理に向いている?

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🔼このビーフシチューは以前に自宅で料理したものです。
ゴロっとお肉が入っているのが見えると思いますが、このお肉が少し大きめに切った「スネ肉」です。圧力鍋で30分程圧力をかけて料理しました。
口の中でホロホロと解ける様な食感になり、煮込み料理として申し分ない美味しさです。

「スネ肉」は煮込むことで柔らかくホロホロと解ける食感となり、それでいてお肉の味がしっかり味わえるので、煮込むという料理方法にとても向いていると思います。
また、様々なレシピを見ても「スネ肉」=煮込んで柔らかくする、というのが基本的な料理方法として記載されています。

3.「スネ肉」は焼き肉で食べられる?

例えば、アメリカ産やオーストラリア産の「牛スネ肉」は赤身がとても強いため、煮込むことで柔らかく美味しく召し上がることが出来ると思います。

裏を返せば、アメリカ産、オーストラリア産の「牛スネ肉」を焼いて食べるのは・・・きちんと時間をかけて下処理をすれば柔わらかく食べられるかもしれませんが、あまりおすすめは出来ません。

では『伊賀牛』の「スネ肉」はどうなのか、ですが・・・

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🔼5ミリ幅くらいの「焼き肉用」としてカットしました。

このブログの見出し画像が『伊賀牛』の「スネ肉」ですが、端にいけばいく程、どうしても固さが増してしまいます。
しかしながら、真ん中(芯)の部分であれば、『焼き肉』として焼いても十分美味しく食べることが出来ます。

もちろん「スネ肉」ですから筋もありますが、薄くカットしていますので、口当たりはほとんど気になることはありません
また、『伊賀牛』が持つ特有のお肉としての「コク」を味わうことが出来ますし、少しある脂もあっさりした甘みを感じることが出来ますので、煮込まずとも十分美味しく食べることが出来ます。

当店インターネットショッピングでのお取り扱いはしておりませんが、店頭での販売は「部位として在庫があれば」販売させて頂くことも可能です。
もしご要望がございましたら、まずはお電話、メールにてお問い合わせ頂ければと思います。


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