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第2象限は誰のもの?何のため? vol.385

今日は改めて、タイムマネージメントセミナーを受けさせていただきました。

第2象限としての学びの場を自分で作れているのかどうかを改めて考えるきっかけをいただきました。

「時間があったらやろう。」、「時間が空いたらやろう。」、「仕事が早く終わったらやろう。」

ついつい口にしてしまうこの言葉たち。

でも、そんな時間はいつまで経っても実はやってこないのです。

だからこそ、先にその予定を入れて第2象限の時間をとっといていくのです。

しかし、それを人に与えられているでしょうか。

今一度、考えてみます。

人に第2象限を与えるとは、、、。

そもそも、タイムマネージメントにおける第2象限とは、時間のマトリックスの中の一つです。

第1象限 緊急性高く 重要性高い
第2象限 緊急性低く 重要性高い
第3象限 緊急性高く 重要性低い
第4象限 緊急性低く 重要性低い

私でいうと、第2象限に含まれるのは、温泉、読書、テニス、散歩などなど。

自分の第2象限は自分で気づけるし、いくらでも入れていけるなと感じます。

しかし、誰かにこの時間を与えるということはどういうことなのでしょうか。

自分の中で改めて考えてみると、意外と出てこないものです。

でも、人から頼まれた仕事はすぐにする。

そうすることで、相手の時間を奪わないし相手のタイミングで相手のやりたいように進捗を決められるからです。

実はこれが私にとっては、人に第2象限を与えるということなのかもしれません。

目的があるからこそのタイムマネージメント

人に第2象限を与えることも大切ですが、そのできた時間をどのように過ごすのかも、同じくらい大事です。

私は今年度になってから、本当に仕事が減り暇で暇でしょうがなくなりました。

しかし、この微妙なできた時間は、私を楽にしてくれているわけではなく、逆に無気力感を生み出し、仕事への熱意も奪っていきました。

関わる上司も変わり、「あ〜、こいつら何も考えてないんだな」と思う機会も増えたり、自分の学年の授業がなかったりとつまらない生活をしています。

時間はあってもやりたいことがどんどんとかき消されていく感覚。

目的があるからこそ、時間は輝き、命を燃やせるのではないかなと思います。

目的のない時間の捻出は、時間を生み出すことが目的になってしまうので、そもそものタイムマネージメントをする上での目的が見えなくなるのです。

「相手を知る」が第一歩。

タイムマネージメントは感謝につながる

そして、第2象限は感謝につながるのです。

「緊急性がないけど大事なもの。」

これを想像した時に、みなさんの頭の中にもいろいろなものが浮かんでくるかと思います。

でも、それをひたすらに自分の生活の中に入れまくることを想像してみてください。

果たしてそれは幸せでしょうか。

自分だけが自分の時間を確保して過ごせいている。

どこかもやもやしませんか?

自分の第2象限の時間は間違いなく他の誰かのおかげで成り立っているもの。

例えば、自分が日曜日にドカンと仕事を消費したとしても、その時間で部活動を見てくれている先生がいたり、そもそもそれを作業するためのPCが用意されていたり、それを邪魔しない環境があったり。

これらに気づかぬうちは、せっかく気づいて作り上げた第2象限だろうと虚無感に苛まれてしまうことでしょう。

タイムマネージメントは感謝から生まれる。

新しい視点をいただきました。

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