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『モンスターハンター』何をしたいんだか、、、 vol.550
私の学生時代に熱中したゲーム「モンスターハンター」。
それが映画化されるということで、数ヶ月前はワクワクしておりました。
いつものパターンで大体忘れているのですが、今回はたまたまNetflixで見られるようになっていたので、見てみました。
率直な感想は、「うーん、こんな感じなのか。」と言ったところ。
なんでも、バイオハザードに次ぐ大ヒット作品にしたいようで、節々にそんなような続編を作りたいんだぞって感じは見られました。
逆にそのせいで他の部分が若干荒くなったり。
まぁ、映画を見ての感想を書いていきます。
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エリート特殊部隊を率いる軍人アルテミスは砂漠を偵察中、突如発生した超巨大な砂嵐に襲われ、必死に逃げるものの一瞬にして巻き込まれてしまう。強烈な突風と激しい稲光の中で気を失ったアルテミスが目を覚ますと、そこは元いた場所とは違う見知らぬ異世界だった。その世界には近代兵器の通用しない巨大なモンスターが跋扈(ばっこ)し、そんなモンスターの狩猟を生業とするハンターがいた。アルテミスは元の世界に戻るため、次々と迫りくる巨大モンスターと激闘を繰り広げていく。
無謀な戦い、戦う理由は
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モンスターハンターというくらいなので、作中では大型のモンスターと戦います。
それも、人類がこれまで見たことのないような生物。
その生物は、砂に潜ってものすごい速さで接近してくる武器の全く効かないディアブロスだったり、砂漠の砂をガラスに変えてしまうほどの高温の火を吐くリオレウスだったり。
そもそも戦うという判断に普通であれば至らないだろうなと思うのですが、現代世界からモンスターハンターの世界に移動してしまった隊員たちは決心します。
それは、それぞれに帰りたい場所、会いたい人がいたからこそ。
案外サクッとみんな死んでしまうのですが、それぞれにそれぞれの思惑や背景がきっとしっかりと用意されていたのでしょう。
何を伝えたいのか、、、
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正直にいうと、この映画を通して視聴者に何を伝えたかったのか、何を問いてきているのかが全く読みきれませんでした。
なんとなく金儲けのために作られた映画のような感覚。
確かに純粋に楽しいな〜で終わるのかもしれませんが、それで終わり。
深みがなんとも出しにくい映画だと感じたのです。
だからこそ、イマイチだなと感じてしまったのかもしれません。
仲間との友情なのか、規制本能なのか、冒険に対するワクワクなのか。
全てが未解決の状態で終わらせたのは続編を期待しているのでしょうが、そこまで続編を待ちたいかと言われると、あれはあれで終わってもいいだろうという程度。
そこが深みを出す上で、難しいなと感じる点でした。
世界線との交わり
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2つの世界が交わり合って、お互いに干渉しあっている。
こう言った類の映画にはよく見られるパターンですね。
しかし、バイオハザードにおいては私たちの世界もこうなってしまうのでは?と若干のハラハラドキドキを感じられたのですが、今回はそうは行きません。
どちらの世界もあまりにも考えられないですし、モンハンの世界はゲームである程度知ってしまっている。
しかも結構その世界とは価値観がずれているという。
自分が全くもってよくわからない世界に没入してしまった時、そこで自分は何を持ってして自分と名乗れるのか。
はたまた、どのように生活していけるのか。
そんなことも少し考えてみた映画でした。
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