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まずは自分に営業を vol.389

今日は改めて、営業について学びました。

みなさんは営業と聞いてどんなことをイメージされますでしょうか?

ニーズを考えずに安さだけを全面に押し出して売り出したり、売ることだけを考えていたりと自分のことだけしか考えてない営業をイメージされたんのではないでしょうか?

確かに”営業”という言葉を聞くと、そう言ったイメージが一人歩きしてしまっているようにも感じます。

営業とは?

では、そもそも営業とはなんなのでしょうか?

それを本職としている人からすれば、もしかしたらただ単純にそれを売る行為のことだけを営業と呼ぶのかもしれません。

でも、そんな営業をされたあなたはどう思いますでしょうか?

相手の目的は売ることのみ、でもこちらにとってみれば、買うことは目的ではありません。

サービスにしてもものにしても、それを購入して自分の生活をより豊かにしたり、学んだりすることの方が目的なのです。

そう考えると、ただ売ることだけを目的としてしまっている営業は、互いのニーズが合っていないために、必ず摩擦が生じることとなるのです。

では、いい営業とは?

それは、相手の気持ちや目的を十分に理解して、そこに適切な物を届ける。

まさに思いやりや問題解決。

これがいい営業なのではないでしょうか?

ものやサービスではなく自分を営業

では、相手を思いやり、互いに気持ちよくいい関係になれる営業とはどんな営業なのでしょうか。

そのためにはまず自分自身を営業することが必要になってきます。

自分を営業するというのには2つ意味があります。

まず一つは、自分自身の営業。

たとえサービスやものが良くても、それを薦めてくれる人が自分にとってあまり好まない人であれば、その営業はうまくいきません。

ブランディングとか第一印象という言葉がある通り、人で購買意欲が変化することも十分にあり得るのです。

だから、まずは人と人で接して人として好きになってもらう、この人なら〜と思ってもらえるようになることが大事なのです。

そして、もう一つがそのために自分自身が自分自身を理解しているという意味です。

自分がなぜそれを営業するのか。

そこが分かっていたり、腑に落ちていたりしない限りはいい営業など到底あり得ません。

例えば、営業をするのにお金を稼ぐためとか、地位や名誉のためといった理由で営業をしている人がいれば、とても仲良くはなれないでしょう。

そういった人は、当然その分スキルもふんだんにつけているので、こちらの選球眼も必要になりますが。

でも、これは絶対にあなたにとってプラスになるはずなんですとか、これが広まればきっとみんな豊かになるはずなんですといったように、相手の生活や世界のこと、いろんな視点で自分の損得を抜きにして営業をしてくれる人は人対人として接することができます。

きっとこれこそが営業であり、本来の姿なのでしょう。

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