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渋谷の喧騒とハロウィン

いつもありがとうございます。
今夜は渋谷のハチ公前を通ったら、ハロウィンの影響かスクランブル交差点や広場がまるで無法地帯のようになっていました。

仮装をしている人も多かったですし、特に外国人の方が肌感覚で40%ぐらいいたような感じでした。もう出国許可も緩和され、円安が加速し日本はお得な国としてインバウンド需要が来ているんだなと感じました。

パンティーストッキングを履いた女装の男性とか、ダース・ベイダーのような仮面をかぶった性別国籍不明な方等いて、いつも以上に通過するのが困難でした。

警察や警備員も出て笛を吹いて規制していましたが、スクランブル交差点の真ん中でパーフォーマンスをしてSNSにあげるためか撮影していて、信号が変わっても人が引けず車の往来もちょっと難しそうでした。
外国の方だったら警察が何をしたいのか理解にも時間がかかりそうです💦

ハロウィンって収穫祭だと思うのですが一体どんな祭事かと思ってちょっと調べてみました。

ハロウィンとは?

Wikipedia の内容の抜粋でご紹介したいと思います。実際の内容は相当細かくWikipedia上で説明があります
ハロウィンの日:10月31日
起源:古代アイルランドのケルト人のお祭り
歴史:古代ケルトの祭司では11月1日が冬・新年の始まりで前日の日没にかがり火を焚き、、動物を生贄にし、収穫物を納め夜通し収穫祭を行うそうです。

太陽の季節が終わり暗闇の季節が始まり、かがり火の燃えさしを各家庭に配り、悪い妖精が入らないようにしたそうです。

毎年10月31日~11月1日には日本のお盆とちょっと似ているかもしれませんが、この世と霊界との間に「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていて、死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていたようです。

死者は幽霊や妖精、悪魔などの姿をしていて、家に戻ったときに機嫌を損ねないように食べ物や飲み物を用意し、子どもが悪魔やお化けなどの怖い仮装をすることで、死者の魂に気づかれないようにしていたと言うのが由来のようです。

Wikipedia「ハロウィン」

これを見ると悪魔やお化け等の仮装をするのは良いとして、死者の霊が下りてくるので外出しないで身を潜めて早く家に帰った方が良いような気がします。
それにあまり派手な色だったら余計目立ってしまい、幽霊や悪魔に見つかってしまいそうです💦

ケルト人とは?

こちらもWikipediaより。
この元々の由来となるケルト人とはインド・ヨーロッパ語族ケルト語派の民族で紀元前1200年 - 紀元前500年に栄えたハルシュタット文化を発展させ、文化の中心となったギリシャ・エトルリア(現在のイタリア)に大きな影響を与えたそうえす。

世界史を先行しておらず世界史音痴の私には「ハルシュタット文化」とは初耳です。青銅器時代から鉄器の文化でオーストリアのザルツブルグが中心だったようです。イギリスの世界遺産ストーンヘンジより古いそうです。

その後ゲルマン民族に迫害されブリテン諸島(現在のイングランド・スコットランド・ウェールズに)やフランスのブルタニュー地方に移住していたようですが、現在はブルタニュー地方中心のようです。

かぼちゃのランタンの由来

こちらもWikipediaより。
ハロウィンの象徴的なものと言えば「お化けカボチャ」「カボチャちょうちん」(ジャック・オー・ランタン)だと思います。
元々アオレンジ色のカボチャをくりぬき、内側に火のついたろうそくを立てるものがシンボルでハロウィンの晩に家の戸口の上り段に置くそうです。

さらに以前は「かぼちゃ」ではなく「かぶ」だったそうで、元々は白い頭蓋骨ずがいこつをモチーフにしていたそうです。

  • 今はあちらこちらにかぼちゃのランタンがかざってありますが、所謂、頭蓋骨《ずがいこつ》が町中に溢れているという感じでしょうか?

最初は米国では抵抗もあった

ハロウィンはキリスト(カトリック教会)教の行事ではないそうです。キリスト教の中でも意見が二分されています。

「カトリック教会が(キリスト教からみて)異教の祭を取り込んだ」

「カトリック教会が(キリスト教からみて)異教の祭を潰すために設定した」

とする見方があるそうです。

19世紀にアイルランド・スコットランドから大量の移民が米国に到着し、徐々にアメリカ東海岸で受け入れられて、西海岸へと広まりハロウィン文化が米国に定着したそうです。製薬会社、映画会社、テレビ局の仕掛けもあって普及したそうです。

これらの歴史を振り返ると、渋谷で見たハロウィンのイベントとはかなり違いますね。楽しければ良いのかな~でも最低限のマナーは守って欲しいな。

ハロウィンが大々的に行われているのは主に英語圏であり、例えばアイルランド、イギリス、イギリスが進出・侵略して植民地化した場所(アメリカ・カナダ・ニュージーランド・オーストラリア)で広まっているそうです。

日本もアメリカに依存している部分も多く間接的に同じような影響かもしれません。

私の独自の見解だと上記に加えて、バレンタインとクリスマスの他にお菓子やケーキ等の需要を喚起させるためにイベントを探しており、メーカーと広告代理店が仕掛けたのかもしれません。

とは言え、今では幼稚園、保育園、小中高と皆こぞってハロウィンのイベントをやっているので、今後は日本でも完全に定着するのかもしれません。
昭和世代だとついつい1992年のルイジアナ州で日本人留学生がお亡くなりになったイメージが残ってしまっています。

私が100歳になっている頃は、マイケルジャクソンのスリラーみたいな街になっているかもしれませんね。
折角なので、スリラーのYouTubeをお届けします。(Google Chromeのみ見れます)

確かにちょっとハチ公前広場を通るのが怖かったです。
そしてちょっと渋谷が変わりつつあり悲しかったです。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
今日はAdobeStockからハロウィンの画像をサムネイルで入れました。
いつもありがとうございます!

それでは、また次回の記事で会いましょう!

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