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【実験計画書】子ども第一優先の在宅ライター活動で「幸せ」な生活と仕事は手に入るのか(2022.8.10更新)

本記事は、ランサーズ新しい働き方LABの「研究員制度」の活動の一環として、私個人が行う「働き方実験」についてまとめたものです。

新しい働き方LAB

おもに、ランサーズを利用してライター活動をしておりますイフミック(みねこ)です。
今回は、私が参加している指定企画「幸せを追求した活動で、幸福度は高められるのか(協力:慶應義塾大学 前野隆司教授)」についての『実験計画書』となります。

◆実験タイトル

「幸せを追求した活動で、幸福度は高められるのか」

~子ども第一優先の在宅でのライター活動で「幸せ」な生活と仕事は手に入るのか~

◆実験の目的と背景

◇実験の背景

ちょうど始めたばかりのTwitterで「新しい働き方LAB2期生、締切間近」のtweetを見たのが応募を考えたきっかけです。

内容を見て「研究員」という言葉に”ときめき”を感じたのと、指定企画『幸福学』の「こんな方に応募してほしい」「参加するメリット」の言葉に引き寄せられました。

【こんな方に応募してほしい】
・ご自身の「幸福」について向き合ってみたいという方
・「働く」と「幸せ」の関係に興味がある方
【参加するメリット】
・幸福度を向上させるための施策を体験できる
・意図的に幸福度を上げる方法を習得できる

新しい働き方実験(第2期)指定企画の概要 【新しい働き方LAB③】

これらを見たときに、去年、作業療法士として働いていて感じた『自分が幸せでないと他人も幸せにできない』という悩みを「解決できるかもしれない」「今より前に進めるかもしれない」と思いました。

そう、今の私は胸を張って「私、幸せです」とは言えません。

今年度から、子供第一優先の働き方として、在宅でのライター活動を実践します。その中で自分が幸せと思える生活と仕事の両立ができるかを実験していきます。

応募に至った背景の詳細は「8年間引きこもっていた私が2期生に応募した理由」に綴っております。興味を持ってくださった方は、ぜひ、読んでいただけると嬉しいです。

◇実験の目的

「幸福学」を学び、自分の生活を「心から幸せと言える生活に近づけたい」「生き生きと毎日を送る私になりたい」
 ・
子どもを第一優先とした在宅でのライター活動で安定した収入を得る
 ・引きこもり生活から毎日充実しているという実感を得られる生活を送る
 ・子どもと自分の将来的に幸せな生活を見据えて必要な行動を実践する

◆活動の概要

全体プロジェクトとして、次の活動があります。

◇全体プロジェクトとしての活動
・週2回の「ハピネスチャレンジ」(前野先生の研究結果に基づいた、幸福度を高めるための問い)に取り組む。
・課題図書「幸せのメカニズム」「幸せな職場の経営学」「ウェルビーイング」を読む。
・不定期のセミナーや交流会、読書会などの企画に参加。
・グループ全体として、以下のテーマについて議論し、代表者2名がレポート作成。 
テーマ1:職場における幸福度を高めるために企業が取り入れるべき施策
テーマ2:幸福を高めるために日々の生活に取り入れるべき習慣
・期間中、自身の幸福度についての自己評価をトラッキング。活動の前後および中間地点において、幸福度の測定。

実験を進めるにあたって、自分なりの幸福度を高めるための活動(マイハピネスプロジェクト)として、次の活動に取り組みます。

◇自分なりの幸福度を高める活動(マイハピネスプロジェクト)  

① 「カレンダーマーキング法」で自分が何に幸せを感じるかを知る 
 ・
毎日の幸福度を○△×の3段階で評価し、その理由を書く。
 ・自分が幸せに感じることと、幸福度の関係性を分析して幸福度アップにつなげる。
 ・6/13~6/27時点で2週間実施済。→今後の方針を検討

② 幸福度診断の結果の分析をして、低かった項目の数値を上げるように日々の生活で意識する。

③ 課題図書を読んで感じたこと、気づいたことをまとめて定期的にnoteで発信する。

④ 「幸福学に基づいた1on1における48の『問い』リスト」に取り組む。
 ・「幸せな職場の経営学」P.182~P.188
 ・今の自分ではすぐには答えが出ないような内容だったため、実験後半で答えが出せるようになっているか、取り組んでみる。

◆実験の測定方法

幸福度診断を1カ月ごとに行い(全6回測定)、全体・項目ごとの数値の変動を記録。1か月で変化がなければ初回、中間、最終の3回に変更。

◆スケジュール・進め方

本制度の研究期間は2022年6月~11月末までの約6か月間です。

※1回目の幸福度診断の結果があまりにも低かったために落ち込み「とにかく、できることから取り組まなければ!」と意気込んでいました。
しかし、6月から「カレンダーマーキング法」に取り組み、課題図書を読む中で、実は日常的に自分が幸せを感じていることを知りました。
そのため、6月の活動結果を受けて、7月に分析時間をとり、具体的な活動内容と方向性を新たに検討することにしました。

◇6月:幸福学について知り、実験計画を立てる

・1回目の幸福度診断
・課題図書「幸せのメカニズム」「幸せな職場の経営学」「ウェルビーイング」を読む。(6/27時点で達成)
・「カレンダーマーキング法」で毎日の幸福度と幸せを感じた理由を記録(6/13~実施)
・実験計画書作成

◇7月:具体的な活動内容を決定する

・6月に実施した「カレンダーマーキング法」の結果から、自分が幸せに感じることを分析する。
・6月に行った1回目の幸福度診断の内容を分析し、幸福度の低い項目を改善するための対策を考える。
・上記2つの分析結果から、具体的な活動内容を決定する

◇7月~10月:活動に取り組む

・7月に決定した活動内容を実施
・月1回の幸福度診断
・課題図書のまとめをnoteで発信
・9月に中間報告
・10月頃に「幸福学に基づいた1on1における48の『問い』リスト」に取り組み、答えが出せるようになったのかを検証。

◇11月:実験結果まとめ・考察

・活動内容経過のまとめ
・目的の達成度を幸福度診断で評価
・半年間を通じての、幸福度・生活・仕事の変化とそれぞれの相関性を考察

◆その他

・幸福度×認知症の関係性を考える
課題図書を読み進める中で、幸福度と健康長寿の関連性が言われていましたが、訪問リハビリテーションで勤務していたときのことを振り返ると、90歳を過ぎて頭がしっかりとされていた方は、幸福度の4つの因子を満たしている方でした。認知症と幸福度の関連性もあるのでは?と思ったため、先行研究などを探して考えたいと思います。

・幸福学×作業を考える
できれば10/22.23の日本作業科学研究会第25回学術大会にオンライン参加して幸福学×作業科学の講演を聴き、アウトプットを行いたいと思います。


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