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AR-ROW

迷子ゼロを実現するAR案内アプリ

迷子ゼロを実現するAR案内アプリ「AR-ROW(アロー)」

「QRコードビーコン」が埋め込まれた多面体のタワーモニュメントにスマートフォンを向けると、目的地を示す矢印がAR上に表示されます。利用者は自分がどの方向を向いていても正しい方角を示してくれる矢印に沿って歩くだけで、迷わず目的地に着くことができます。GPSは不要です。


[施設側のメリット]

案内板の設置数を減らすことができ、スムーズな案内によりお客様の店舗等への誘導数増加に貢献します。

[お客様側のメリット]

案内板を探す手間が無くなり、個人のスマホで目的地までの道順を案内できるため、手軽さと便利さを両立します。


このソリューションを共に実現しませんか?

以下の分野でお力添えいただける企業様、ぜひお声がけください!

  • ARアプリ開発

  • ショッピングモールや駅等の大規模施設をお持ちの企業様 …etc.


なぜこのソリューションが実現できるのか?

周辺情報を記録したQRコードを活用

ユーザーがQRコードを読み取ることで、QRコードに紐付いた周辺情報を得ることができる。GPSが届かない場所でも活用が可能であるため、インターネット環境さえあれば、あらゆる場所で細かな地点情報を得ることができる。

読み取り角度を反映した情報を生成

ユーザーが読み取ったQRコードの角度情報を判別することで、読み取り角度に応じた情報を生成できる。ユーザーは、読み取った際の自身の向きに応じた位置情報を知ることができ、方角を迷うことなく目的地に向かうことができる。

サーバー内の情報を都度更新

QRコードに紐付けられた情報を都度更新することで、QRコードを変更することなく、常に最新の地点情報を提供することができる。

大掛かりなシステム導入が不要

QRコード、情報提供サーバー、ユーザーの携帯端末のみで構成されるため、大掛かりなシステムの導入が不要であり、あらゆる場所で手軽に周辺情報の取得が可能となる。


基となる知財「QRコードビーコン」

「QRコードビーコン」イメージイラスト

「QRコードビーコン」とは、読み取りを行った角度情報も含めて、QRコードに記録された情報を受け取れる技術。
周辺情報を紐付けたQRコードを床や地面などに配置しておくことで、ユーザーは現在地や目的地までの情報を得ることができる。
その際、読み取り角度に応じてユーザーの向いている方向を含む地点情報を得ることで、目的地までの道程をより正確に把握することが可能となる。
GPSが届かない場所や多階層の建物内部での高さを含めた現在地や周辺情報を取得する手段として期待される。


この技術のなにがすごいのか?

  • 斜め位置でも読み取り可能なQRコード技術

  • 読み取り角度に応じた情報を携帯端末へ送信

  • GPSでは不得意な、高さ方向の情報識別に応用可能


なぜ生まれたのか?

屋外であればGPSによって位置情報を得ることが可能だが、屋内において正確な位置情報を得るには不便であった。
また、多階層の建物内において、GPSでは高さ情報を得ることが難しかった。
そこでデンソーウェーブの研究者は、QRコードをビーコンとして活用することで、例えばショッピングモール内においても位置情報を簡易に取得することができると考え、本アイデアに至った。
読み取り角度を反映した情報を取得することで、ユーザーは、自分が向いている方向に応じた位置情報を得ることもできる。


相性のいい産業分野

【生活・文化】
  ショッピングモール内での階層情報を含めたルート案内
【流通・モビリティ】
  大型駐車場にて停めた車の場所を案内
【医療・福祉】
  ウォーキングのモチベーション向上に繋がる
  チェックポイントコンテンツ
【官公庁・自治体】
  災害情報をオンプレミス環境で送信することで地域独自の情報を提供
【アート・エンターテインメント】
  屋内謎解きゲームのヒントポイント
【製造業・メーカー】
  QRコードの読み取り角度に応じて1/360の確率で当たりが出るお菓子


展示説明動画


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